七十二候は「橘始黄」に。古い暦の言う通り、街暮らしでも、ちょっとのご近所散策で、柑橘の木に遭遇っ!これは夏みかんかな?/旧暦11/12・壬辰

七十二候は「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」の時期です。(12月2日~6日)

「柑橘類の実が熟し始めた」と暦。

毎冬思うのは、この暦とリアルだけは必ず一致するなぁ…ということ。

ご近所をぐるり回ると、ほらっ!

柑橘の木

柑橘実る木を発見!

この木は何の木なのかな?

…と近寄って、さらにデジカメの望遠機能で近づいて、ああ夏みかんかぁ。

夏みかん

しばし眺めていれば、夏みかんを食べたくなるものですが、今頃は、どこのお店でも売られてません。

夏みかんは、こうして晩秋から初冬に黄色く実るけど、まだすっぱすぎて食べられない。
このまま、ジーッと眺めて、初夏まで待って、やっと完熟。
そこまで待ってやっと美味しくいただけるからこそ「夏みかん」なのだとか。

そんなこんなで、冬に実るってのに、名は「夏」みかんなんだよねぇ。

…とか、暦どおりに実った柑橘見上げ、頭の中で、ちょっとした豆知識を確認。

ああ、家に帰ったら冬みかんでもいただこうっと。

◆今日は、2022年12月5日/旧暦11月12日/霜月壬辰の日/月齢11.2日
◆日の出6時35分 日の入16時28分/月の出14時33分 月の入3時27分