酷暑に振り回されてるうち、気づけば9月だ!
となれば、やはり「秋の七草」も探さねばならない気分。
そしてこればっかりは、勝手気ままな「秋の七草」でなく、正統派を探す。
つまり、山上憶良バージョンのそれです。
一応、復習しておきましょうか。
「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数うれば 七種(ななくさ)の花 芽(はぎ)の花 乎花(おばな) 葛花(くずのはな) 櫻麦(なでしこ)の花 姫部志(おみなえし) また藤袴(ふじばかま) 朝顔の花」
ああ、こうして改めて確認すると、 「櫻麦(なでしこ)=撫子」とか「朝顔=桔梗」とかは、見つけることできるかなぁ…と。
この2種は、8月上旬で花の頃が終わっちゃうのよねぇ。
「藤袴(ふじばかま)」に、花屋で遭遇!ラッキーっ!!
駅までの道々を、注意深く「秋の七草」探して歩く。
あてにしてた民家の庭の「桔梗」…はない。
「乎花(おばな)=薄(すすき)」ぐらいは、そろそろ咲きだしてないか?…まだ少し早いか。
…という具合。
しかし、花屋さんで遭遇しましたっ!
藤袴(ふじばかま)!
吾亦紅(われもこう)もいっしょに飾ると…。
もうすっかり秋ですねぇ。
気温が下がっても湿度は高く、外気は秋というよりまだ晩夏な感じではありますが、花を飾っただけで秋を感じるものですねぇ。
…と思ったら、ややっ!?
たった一晩で、藤袴が全開してしまいましたっ(◎_◎;)
花開くと、糸状のものがひょろりと出てくる藤袴。
暑さか湿度の高さか、あっという間に咲き切っちゃったみたいです。
うーむ。
そんなこんなで「夏の七草」より、ちょっと難航しそうな「秋の七草」探しです。
◆今日は、2022年9月2日/旧暦8月7日/葉月戊午の日/月齢5.8日
◆日の出5時13分 日の入18時08分/月の出10時53分 月の入21時20分