七十二候は「蟋蟀在戸」に。秋虫のことも気になりますが、肌寒くなると「百日紅」の花も気になる。その名のとおり100日咲いたか!咲いたよ約100日(*’▽’)。/旧暦9/23・甲辰

七十二候は「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」の時期です。(10月18日~22日)

「蟋蟀(きりぎりす)が、戸口のところに来て鳴く」と暦。

秋も深まり、草叢にいるのでは寒すぎるのか?
秋虫たちは、やや温かな民家の戸口あたりにやってきて鳴く
暦が言っているのはそんなこと。

ええっ?
ホントにそうゆうことなのかしら?
と、毎秋、ちょっと不思議な気分になる暦コトバです。

晩秋らしい寒さ来て、気になるのは「百日紅」の花のこと。

七十二候も「蟋蟀在戸」の頃になって、やっと、朝晩はちょっと寒い。
いゃあ、今年の夏は長かったぁ~。

肌寒くなって、秋虫たちの去就も気になるけれど、もっと気になるのは「百日紅」は咲いてるか?ってこと。

「百日紅」の開花を眺めて、名前のとおりに100日咲くんだろうか?
と思う、夏の入口。
今年も、緩く観察しました。(←同じ木を定点観測するのではなく、はじめて遭遇した日を1日目として、他の木でも花が咲いていればOKというルール。)

◆最初に咲き始めに遭遇したのは、7月中旬
◆ひと月後の8月中・下旬が最盛期。

ちなみに、これは、初めて遭遇してから37日目に眺めた百日紅です。(もちろん、1日目とは違う木)

最盛期の百日紅

◆さらにひと月後の9月下旬

今年初めての白い「百日紅」に遭遇。
ちょうど、77日目です。

白い百日紅

ちなみに、個人的には白は「百日白(ひゃくじつはく)」紅は「百日紅(ひゃくにちこう)」と呼ぶのが好きなんですが、この白いのも「百日紅」が正しい。

さあ、あと23日で100日だっ!

…というところで、紅い「百日紅」を見なくなった。

折に触れ、観察スポットを回っても、もうすでに実りの季節に入ってしまってるようでした。

百日紅の実

見つかるのは、こんな感じの百日紅ばかりです。
うーん、今年は、七十日紅って感じなのか?

しかし、ちゃんと咲いていましたっ!

◆今日は、「百日紅」に遭遇してから95日目

あと5日ありますが、たぶん100日目まで持つんじゃないかなぁ。

百日紅100日目

しかも、この百日紅
実は、1日目に見たのと同じ木に咲く花だったりする偶然。

ふふふっ( *´艸`)、今年は、謀らずも定点観測にて、百日紅の花が約100日咲き続けるのを眺めたのでございました(*’▽’)。

◆今日は、10月18日/旧暦9月23日/長月甲辰の日/月齢22.2日/下弦の月
◆日の出5時50分 日の入17時02分/月の出23時13分 月の入13時24分