久しぶりに出かけた皇居東御苑。紅葉美しい日々はまだ先ですが、あちらこちらで晩秋の証がさりげなく。/旧暦9/21・壬寅

かーなり久しぶりに訪ねた皇居東御苑。

調べてみたら、なんと1年ぶりでした。
コロナ禍前なら、かなり頻繁に出かけてた場所なのに、なんと、腰の重いヒトになったものだと呆れるばかり。

さて、それでも、晩秋近くにやって来た時の習慣で、まずはここから眺めてみる。

皇居東御苑 汐見坂からの眺望

二の丸庭園側と本丸跡側をつなぐ、汐見坂

この名がついているということは、かつては、海が見えた証。

今は、大手町のビル群が望めるばかりですが、目的は、手前の雑木林です。
ふーむ、まだまだ木々の色づきはこれからですね。

紅葉が始まると、ここからの光景は、見ごたえたっぷり。

大好きな二の丸庭園・雑木林へと。

汐見坂からもどって、さあいよいよ、大好きな雑木林エリアへと。

ああ、懐かしさ満載。

たとえば、初夏に盛んに咲くくせに、秋深まるとまた花咲かす山法師

秋にも咲く山法師

今年もちゃんと秋バージョンが咲いたみたい。
他でも、秋にこっそり咲いてる山法師を見かけますが、こんなにたくさん咲くのは珍し。
しかも、皇居東御苑の二の丸庭園側の、この一本だけです。

初夏には、ピンとアイロンをかけたみたいな白い花が、秋にはちょっとくたびれた感じで咲くのも珍し。

二の丸庭園の雑木林に生える種で個人的に大好きなのは、コレ。

ウドの実

独活(うど)の実です。
白い花も可愛いけれど、実は、造形的に美しくて見ごたえたっぷり。
「図体ばかりが大きくて役に立たないこと」を「独活の大木」と言ったりするけど、大いに意義ありだなぁ。
大きく育たないと、この様子は観察できないですもの。

あっ!莢蒾(かまずみ)の実りも、久しぶりっ!

かまずみの実

そーいや、白く可愛い花にもずいぶん逢っておりません。

こちらも、ずいぶん逢ってなかった団栗(どんぐり)の実

団栗(どんぐり)の実

葉っぱのカタチから見て、これは小楢(こなら)でしょうか?

まだ、枝先にじっとしているけれど、あと少しで、ぽろぽろ降って来るはずのコレ。
初冬近いころには、このあたりの地面が、降って来た団栗の実で覆われます。

これは、はじめて見る…花か?
いや、実かしら?

臭木(くさぎ)

名札には「クサギ」とありましたが、あとで調べたら「臭木」と書いて、これは実なのだそうです。
花は、白い可憐な姿で、なんだってこんな名前?

…葉っぱの匂いがやや独特っていうか臭いらしい。
日本語の植物名って、時々こんなちよっと意地悪なのあるよねぇ。

って感じで、雑木林と二の丸庭園のあたりをいったり来たりしてたら、あっという間に閉苑の時間。(←昨日の「女郎花」も、一昨日の「野菊」もこの界隈で探したもんで)

皇居東御苑の10月の閉苑時間は、16時半。
時間が足りずに、本丸エリアの植物観察は、おあずけとなりました。

汐見坂から、木々の色づきが楽しめる頃までには、また出向いてこなければなりません。

次回は、紅葉ぶりを眺めたら、坂をさらに上って、本丸エリアへ。

ふと思い返してみたんですが、そちらのコーナーは、もしかしたらコロナ禍になってからは足を踏み入れていないかも?

◆今日は、2022年10月16日/旧暦9月21日/長月壬寅の日/月齢20.2日
◆日の出5時48分 日の入17時05分/月の出21時21分 月の入11時52分