七十二候は「熊蟄穴」に。暦が「動物たちは冬眠に入るころ」と言えば、街暮らしが気になるのは樹々の冬支度。今年はとっておきに出会いました(*’▽’)/旧暦11/19・己亥

七十二候は「熊蟄穴(くまあなにこもる)」の時期です。(12月12日~16日)

暦は「熊」と限定的に言ってますが、冬眠する野生動物の象徴ぐらいの意味ではないか?
とはいえ、他に冬眠する野生動物ってなんだろか?
栗鼠とか、狸とか…蛇も?
そんな中でいちばん図体がでかいから「熊」が使われたのかな?

ともかく、季節は「動物たちは冬眠に入るころ」だと、暦。

コロナ感染もまた激しくなって、ヒトも冬眠しちゃえばいいかも…とか思う日々ですね。(←私だけ?)

「熊蟄穴」と言ったら、街暮らしが思うのは樹々たちの冬支度。

公園に行けば、これに出会える頃だろなぁ。

孤巻

樹々の冬支度のひとつ「菰(こも)巻き」です。
これは、害虫駆除方法のひとつで、冬の間に菰の中で越冬した虫を春になったら菰ごと焼却処分する方法だそうです。

以前は、ご近所でもこの菰(こも)巻きぐらいには出会えたんですが、最近は、すっかり見なくなりました。
うーん。

ダメもとで、上野公園まで行ってみると…。

ああ、出会えましたっっ!

夕日の中で、美しく輝く松の木の「雪吊り」です。

雪吊り

「雪吊り」は、積もった雪の重みで枝が折れるを防ぐものですが、雪降らないこのあたりでも冬にはなじみの光景。

都内の庭園・公園を回れば、こんな樹々の冬支度に出会えるのでしょうが、まあ、今年はとっておきを眺められたのでよしとします。

年が明けたら、いずれかの庭園・公園にて、またっ!

◆今日は、2022年12月12日/旧暦11月19日/霜月己亥の日/月齢18.2日
◆日の出6時41分 日の入16時28分/月の出19時50分 月の入9時57分