七十二候は「腐草為螢」に。暦は「草が蛍になった」と不思議なことを言い出した。例えば、この草叢からも何か生まれない?と洋種山牛蒡を眺め。/旧暦4/23・庚子・下弦

七十二候は「腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)」の時期です。(6月11日~15日)

暦は「腐った草から、蛍が生まれた」とか「腐った草が蛍になった」とか。
「そんなことあるかよっ!」ということを言い出しました。

土中で羽化し、即、草叢に出てきた蛍は、ヒカリを放ちながら飛び交うから、見ようによっては草から生まれたようにも見えた?

生まれ方はともかく、ちょうど今が蛍のシーズンです。

蛍が登場しそうな草叢探しと洒落こみたく、外出。

街暮らしでも、昨今はきれいな水場に行けば蛍鑑賞は可能。(→例えばこんな。)
とはいえ、ちょっとお出かけモードなってしまうので、何かが生まれそうな草叢探しでいいかなぁ…と。

たとえば、こんな草叢はどう?

洋種山牛蒡

空き地がなくなったこの界隈。
実は、目にするのは昨今は珍しくなった「洋種山牛蒡(ようしゅやまごぼう)」です。
以前は、あちらこちらで簡単に出会えたものが、超久しぶりだねぇ~(*’▽’)。

洋種山牛蒡は、育ち始めると駆除が超大変な種で、実はちょっと嫌われ者。

それでも、この可愛らしい蕾とか。

洋種山牛蒡のつぼみ

可憐な白花を見れば…。

洋種山牛蒡の花

洋種山牛蒡の花

何かいいものが潜んでいそうにも見えませんか?
育ってた場所が、ちよっと日陰というのもあって、もしや、ジーッと待っていれば蛍ぐらい出てこないかしら?
ふふふっ( *´艸`)。

代りと言っては何ですが、洋種山牛蒡の青実を発見!

洋種山牛蒡の青実

この実りも艶々美しく。
やがて、綺麗な紫色に熟す。

また眺めに来るからねぇ~(*’▽’)。
と、そっと声掛け。

…と言っても、あっという間に駆除されちゃうかもしれないんだけどねぇ。
駆除されないように頑張って!と一応(*’▽’)。

◆今日は、2023年6月11日/旧暦4月23日/卯月庚子の日/月齢22.5日/下弦の月
◆日の出4時25分 日の入18時57分/月の出0時11分 月の入11時50分