大通りの向こう側に、見覚えある紫の花。
道を渡って確認すれば…。
ああ、やっぱり紫君子蘭だっ!!
しかも、もういい感じに咲き始め。
いつもならば、この花は、東京の新暦盆に併せて咲く花という記憶。
今年は、植物の季節は、思いっきりの早回し。
とはいえ、さすがにひと月早いってのは…。
まだ咲き始めの一群なので、蕾から花咲くまで観察可能。
咲くのが早すぎるのはちょっと…と思うけど、この一角にはいろんな状態が存在して楽しい。
たとえば、コレ。
これって、紫君子蘭の蕾、いや花芽かな?
実は初めての遭遇。
ずいぶん、スッとして、シンプルな姿です。
周りを覆っていた1枚がパラリと剥けて、花芽から小さな蕾が登場する..って仕組み?
先のシンプルな花芽の中には、たくさんの蕾が隠されている。
そして、やおらに咲きだして…。
パッと華やか。
これを、じーっと眺めて、やっぱりこの花には千手観音様が宿ってらっしゃる?…とか思う。
そんな雰囲気ありませんか?
うーむ。となると、やはり、お盆近しの雰囲気の中で花咲かせていただきたいなぁ。
◆今日は、2023年6月12日/旧暦4月24日/卯月辛丑の日/月齢23.5日
◆日の出4時25分 日の入18時57分/月の出0時39分 月の入12時56分