晩夏から秋にかけて、毎年恒例「秋の七草探し」。
探しているのは、奈良時代の歌人・山上憶良さんが詠んだ＜ 芽(はぎ)の花 乎花(おばな) 葛花(くずのはな) 櫻麦(なでしこ)の花 姫部志(おみなえし) また藤袴(ふじばかま) 朝顔の花＞なのですが、今年は暑すぎて困難。
そんな中、花屋さんの店頭で、発見っ！
「藤袴」ですっ！！
数年前から花屋さんで遭遇可能に。
運が良ければ、スーパーの花コーナーでも入手可能になっている藤袴。
ホントは、野原…せめて庭園・公園あたりで遭遇したいものですが、相変わらずの暑いもんで、ご近所でであればまあいいかっ(*’▽’)。
楚々とした佇まいの藤袴。
こんな咲き様の時は確かにね。
この状態はまだ咲き始め。
花開くと…。
こんな風に糸状のものがひょろりと出てきて、ちょっと元気な印象になる。
近づくと、ほんのりと感じる香り。
ふーむ、これって嗅いだことがありそうな…桜餅っぽい？
しかし、佇まい同様、香りもほんのり静かです。
ってことで、やーっと「秋の七草」3つ目は、「藤袴」。
そして、9月もそろそろ中旬に向かってるってのに、あと４つの秋草に遭遇できるんでしょうか？
9月になっても盛夏のような日々は、「秋の七草」探しも難しくいたしますね。
◆今日は、2023年9月10日／旧暦7月26日／文月辛未の日／月齢24.7日
◆日の出5時19分 日の入17時57分／月の出0時20分 月の入15時38分