今日は、かなり勝手にこじつけて「古事記の日」。さっそく、書棚の『古事記』取り出し、今日は変則読み😊。/旧暦1/22・庚子

かなり勝手に思ってます。今日は「古事記の日」。

ってのは、ある時、『古事記』が完成したとされる、712年(和銅5)年1月28日って、新暦だと何日なんだろ?
…と調べたら、3月9日だったというのが理由。

それから、この日が近づくと、とりあえず書棚から『古事記』関連の本を取り出し…。

古事記

目に付くところに置いてみる。

ちゃんとお見せすると、今年はこの三冊。
『口語訳 古事記 完全版』三浦佑之翻訳と、池澤夏樹訳『古事記』
古事記

雑誌『& Premium (アンド プレミアム) 2018年 2月号』は神社特集だったんでそれも一応おいておく。

今年は、今日からここ数日、神社とカミサマの関連付け作業の日に。

つまり、思い付きで、知ってる神社のご祭神を探し…付箋&メモ。
…ってのをやってみようかなぁと。

早速、大き目の付箋とペンもスタバイ。

古事記

我が書棚には『古事記』関連書多数ですが、いちばん最初に買ったこの一冊『口語訳 古事記 完全版』三浦佑之翻訳が、やっぱカミサマも探しやすい。

(巻末に系図、索引など充実。なのに、本文は口語訳なんで読みやすいのです。⇒文庫化もされてます。『口語訳 古事記―神代篇』『口語訳 古事記―人代篇』

一方、池澤夏樹訳『古事記』は、物語としての読みやすさでは秀逸。なので、ちょっと難しい表現が出た時はこちらにもあたる。

さてさて、それではその作業の一例を….。

近々、お参りにゆきたい荒川区南千住の素戔嗚神社

ご祭神は、素戔嗚大神=スサノヲノミコト事代主神=コトシロヌシノカミ(この神社では「飛鳥大神」と呼んでいますが、同じカミサマ)。

1.このカミサマ方は、『古事記』どこに登場してるかな?
…と探し。

2.まずは、いちばん最初に、登場するページを読んで、付箋して、神社名前を書いておく。

ちなみに、スサノヲオさんは古事記の最初のほうに登場。
なんたって、天照大神と月読命(ツクヨミ)と一緒に、生まれてきたカミサマですからね。

まずは、その誕生のシーンに付箋を貼って、神社名を書く。
他にもご祭神としている神社は多いので、追加して書き込むために、大きな付箋。

古事記の作業

そして、スサノヲさんは、その後も登場シーンが多いので、付箋に番号を振って、そのたび他のページにも貼ってゆく。
…という具合。

ああ、最初がスサノヲさんって、まずかったなぁ。
今日はそれで終わりかも?

3.これが積み重なれば、身近にある神社と、『古事記』ワールドがつながる寸法。

こうして付箋で整理しておけば、いつもお参りする神社のカミサマに少し詳しくなるはずです。
天神様のように、『古事記』に登場しないカミサマもいらっしゃるので、すべての神社というわけにはいかないのですが、それでも網羅力はあると思う。

さあて、今日は、この神域も..。

スサノヲさんの登場シーンのひとつに、世界遺産になった宗像・沖ノ島のご祭神も登場するのでそそこにも付箋を!

古事記の作業

宗像・沖ノ島のご祭神は、女のカミサマ。
田心姫神(たごりひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)、 市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)となります。

で、このカミサマ方は、天照大神が生んだ方々ですが、その生まれ方がちょっとすごい。
そして、その誕生に、スサノヲさんが深く関係していたりします。

ここは、子供の頃に読んだ「日本の神話」でも有名なシーン。
ああ、あそこかぁと思うひとも多いんじゃないなかな?

…ってことで、ここ数日は、ちょこちょここんなことして遊ぶ予定😊。
(…実は、確定申告が終わり、少し気が大きくなっています。)

◆今日は、2018年3月9日/旧暦1月22日/睦月庚子の日/月齢21.2日
◆日の出6時01分 日の入17時43分/月の出–:– 月の入10時31分