春の訪れ遅い北国は、まずは「光の春」がやってくるとか。我が街にも「光の春」の痕跡多数…たとえば水面のヒカリとか。/旧暦1/23・乙未

冬の日々は、明けたと思えば、あっという間に暮れて。

今年は、スコーンと晴れた冬晴れの日が多かったけど、それでも冬の日々は、夕暮れ早く、忙しなかったり、寂しかったり。
それが、窓から差し込むヒカリが優しくなった??

ヒカリ

と気が付いたころから、一日が長くなった。
気づけば、7時近かった日の出は、6時台前半。
16時を過ぎればあっけなく暮れた、日の入りも、今日はもう17時半だ。

北の国では、春は「光の春」からやってくるそうで…。

「光の春」は、ロシアからやってきた季節のコトバ。
極寒の地は、気温が高くなる日々がやってくるのは遅く、春の訪れは「光」の具合で知ったからだそう。

ずいぶん暖かくなった東京でも、春を実感するのはやはりヒカリの変化からかも?

たとえば、ぼーっと眺めた水面。

水面のヒカリ

水面にうつるヒカリの雰囲気が、少しずつ柔らかくなっているかのような。

柔らかくキラキラとして…。

水面のヒカリ

暖かさを呼ぶような…。

水面のヒカリ

冬の日々は太陽も低空飛行。
そもそも水面にゆっくりヒカリを映すなんてことあったかな…とも。

さてとっ…と、背後の空を振り仰いだら。

空

冬中、晴れの日は、スコーンと深い青の空だったのが、こちらも柔らかい水色になってたみたいです。

ここにも「光の春」の痕跡ひとつ。

ちなみに、北の国の春は、「光の春」に続いてやってくるのは「音の春」。
雪が解けて流れが増した川の音とか、鳥の鳴き声とかかな?

そして、そのあとやっと「気温の春」がやってきて、人々はやっと暖かい春を実感するんだそうですよ。

◆今日は、2019年2月27日/旧暦1月23日/睦月乙未の日/月齢22.2日
◆日の出6時14分 日の入17時34分/月の出0時48分 月の入11時12分