2月3回目の午の日「三の午」も、お稲荷さんのご縁日。千束稲荷神社へ江戸の駄洒落と漫画を眺めにいざ参るっ!/旧暦1/22・甲午・下弦

2月の「三の午」の今日は、かなり外せない行事あり!

場所は、東京下町、台東区竜泉、樋口一葉にゆかりある界隈。
目指すは、千束稲荷神社

千束稲荷神社の拝殿

いつもはひっそりとたたずむように見える拝殿も賑々しく。
まずは、「三の午」おめでとうございますとお稲荷様へご挨拶。

さあて、見るぞぉ!楽しむぞぉ!「地口行灯」

「地口」は、江戸人たちの…いってみれば「駄洒落」。
その駄洒落を絵でも表し、四角い行灯に描いてみせたのが「地口行灯」

たとえば、「大茄子売りだ」⇒「大安売りだ」

地口行灯

…のおやじギャグ風もあれば。

「糸のくりみて高うりなおせ」⇒「人の振り見て我が振り直せ」

地口行灯

みたいな格言のもじり。

おっと!これは!!

地口行灯

「きょうじのいなり」⇒「王子の稲荷」ではないですかぁ。
もちろん、「三の午」の今日も(←「二の午」の2月14日にも)、王子稲荷神社で「初午祭」が執り行われているはずで、まさにお稲荷さんのご縁日らしい一コマ。

…みたいな感じ。
いわば、これは江戸人による「ヒトコマ漫画」

かつて、初午祭には、江戸の街にあった稲荷社のどこにでも、これらが飾られたとか。
ああ、いいなぁ~😊。
楽しいなぁ😊😊。

それも今は昔のことですが、
千束稲荷神社では健在。

今日も出向けば…。

二の午の千束稲荷

こんな盛り上がりを見せてるはず。
というか、もうすでに23日からずっと飾られていたみたいです⇒千束稲荷神社のサイト

さあさ、さあさ、出かけますよっ。

◆今日は、2019年2月26日/旧暦1月22日/睦月甲午の日/月齢21.2日/下弦の月
◆日の出6時16分 日の入17時33分/月の出–:– 月の入10時32分