正岡子規は旧暦時代生まれ。
慶応3年9月17日生⇒新暦1867年10月14日生で10月の誕生という考え方もあるけど、私は日付を意識して、今日は、正岡子規の誕生日。
好きな作家は、逝った日より生まれた日が重要と思う。
なので、誕生日には、著作か関連の書を一冊読んで、誕生日祝い。(ただし、多すぎるので、思春期から馴染みある作家で、逝った人限定)
ってことで、今日は、この一冊。
『笑う子規』 (ちくま文庫)を再読しようと思います。
本書は、天野祐吉氏が「おかしみの強い句」「笑える句」を選んだ一冊。
選んだ句ひとつひとつに、天野氏のコメントも施され、さらに、南伸坊さんの挿絵も子規ワールドの楽しさをうまく表現している大好きな一冊。
春夏秋冬と季節ごとに章立てされているので、今日は秋の章から味わい始めようと思いますっ!
<柿くえば鐘が鳴るなり法隆寺>
と、いきなりこの有名な一句に遭遇。
そしたら、どうしても柿が食べたくなって、本をいったん閉じて、買ってきてしまいました。(ちょっとお高かったんでひとつだけ(*’▽’))
記念写真とったら、皮剥いて切って、いただきながら続きを愉しもうかと思います。
正岡子規さま
お誕生日おめでとうございます。
時代が、令和になっても、子規さまの句の新しさ。
愉しく味わわせていただいてます。
◆今日は、2023年9月17日/旧暦8月3日/葉月戊寅の日/月齢2.1日
◆日の出5時24分 日の入17時46分/月の出7時08分 月の入18時49分