今ごろは、スーパーの隠れた目玉商品は蕗の薹…かも?
…と思うほどに、よい場所に置かれ、少しだけお安く登場しはじめました。
で、さっそく購入。
とりあえずこれで150円!
出始めの1月下旬ころには、3つで298円とかだったんで、もう今がほぼ旬でしょう。
しかし、ホントなら、実際に生えてる蕗の薹を見て
⇒ああ、食べなきゃ…となり。
⇒都会の蕗の薹は希少なので、それは見るだけ
⇒スーパーや八百屋さんを探す。
という順番なんですが、今年は全然見てません(涙)。
こんな都会の真ん中だって「蕗の薹の発芽ポイント」はあったんです。
たとえば、ちょっと小高いとこに立つ空家…の土手状になったとことか。
が、これは、空家解体⇒整地⇒マンション完成につき、もう全滅です。
植物園や公園あたりに行けば蕗の薹スポット…あるんですが、実は今年はまだきちんと観察に行けてません。
…ってもう3月だもんなぁ。
とにかく春の皿には苦味を盛ろうっ!
母に送ってもらった、雪間の蕗の薹の写真を見たからいいか…ってことで、春の苦味第一弾は、どうして食べよう?
ふたつだけ残して、あとは、半分に切って、蕗の薹に詰まった春を堪能したら…。
って、ピント合わせとかもたもたしているうちにみちみる茶色くなってゆきます。
とにかく灰汁が強いんだねぇ。
とにかくさっさと刻んで、オリーブオイルで炒めましょう!
火が通ったところで、砂糖と酒+炒める前の蕗の薹と同じぐらいの分量の味噌。
味噌を入れたら弱火でじっくり練るように炒めて、練って、練って…。
多くのレシピは、まずは湯がいてあくぬきせよ…とあるけれど、私は春が溶けだしてしまいそうなので、即座に炒めてしまいます。
まずは、蕗味噌一丁上がりっ!
さっそくご飯にのせていただきます。
ごはんが少し汚れているのは、蕗味噌の残ったフライパンにを、ご飯を入れてかるくかき回したから(笑)。
いや、だって美味しいのに、それを洗い落としたらもったいないでしょ。
残りふたつは、フリッタ、春巻き、パスタの具…うーん。
…のどれかに使おうと思うんですが、どうしよう。
こうして料理名をならべてみると、蕗の薹って、小麦と油に合うんですね。
となれば、チジミの具とかにも合いそうな気がするがどうだろう?
とにかく、春の清浄なる苦味一族は、一瞬にして、我が料理熱を盛り上げる。
そして、冬の間にカラダに溜まった悪しきものを、体外に排出していってくれるのです。
◆今日は、2015年3月5日/旧暦1月15日/睦月庚辰の日
◆日の出 6時07分 日の入17時39分/月の出17時18分 月の入 5時31分