今日は、大正・昭和と活躍した文豪のくせして「阿房(あほう)」の文字を麗々しく背負う。内田百閒のバースディですよっ!/5/29=旧4/12・乙巳

大正・昭和と活躍した文豪、内田百閒センセイ。

5月29日は、百閒センセイの誕生日です。

大好きな作家に関しては、重要なのは逝った日ではなくて、誕生日

で、その記念すべき日には、そのヒトの作品の中から1作選んで持ち歩き、好きなページを拾い読みする。
…というのを習慣にさせていただいている私です。
(といっても、好きな作家全部だと、けっこうな数になってしまうので、20歳になる前から好きで、原則鬼籍に入った方限定なんですが。例外あり

…ってコトで、いつものように、書棚からごそごそと取り出したのは、いつもの「阿房列車」シリーズ全3巻

阿呆列車シリーズ

実は、これはオトナの本と決めつけて、内田百閒などまーったく興味がなかった思春期の私。
ある日、センセイの名前のそばに、麗々しく並ぶ「阿房(=あほう)」の文字を見つけ、なんだかすごーく慕わしく思った。

思わず読みふけり、旅をするのに変なこだわりぶりが、思春期の女子の琴線をもゆらす。

それ依頼のファンでして、以降、暗記するほど読んだかもしれないこのシリーズ。

内田百閒センセイの他の作品はまったく読んでないけどいいのかしら?

…と、にわかに聞こえてきた内なる声。
そーなんだよなぁ。

実は、ここにカミングアウトいたしますが、なんだか機会を逸して、他の本は、まーったく全然読んでなかったという事実。
ふーむ。
それで、大好きな作家と言えるのだろうか?

ってコトで、今年は新しい境地へGO!

書店へいったらこれしか見当たらなかった(大きな書店じゃないと、もはや大正・昭和の文豪の品ぞろえ少なし・涙)『御馳走帖』

御馳走帖

これしかなかったのもあるけれど、購入動機は、巻末の解説が、平山三郎氏(『阿房列車』シリーズで、百閒の旅の道連れとしてたびたび登場する「ヒマラヤ山系」くんであるっ!)だったから。
つまり、別天地で、知人に会った気がしたのである(笑)。

その足で、古書街へ回ったら、パッと目に入った『内田百閒文学散歩』

文学散歩

内田百閒氏は、東京大学進学のために岡山から上京し、最初に住んだのが下谷区池之端七軒町。
その後、点々と15回も引っ越しを繰り返し、最後の地は千代田区六番町。

本書をぱらぱら立ち読みしたら、驚くべきことに、そのほとんどの場所が、私にとって深いなじみある場所であった!(住んだコトのある街の近く&かつて勤めた会社の近く)。

まあ、そうゆうわけで、2015年の内田百閒センセイのバースディ記念は、この2冊に決定!

いつもはあーだこーだ、内容の解説などもさせていただいておりますが、今年はどちらも未読につき、割愛。
…っうか、最初から最後まできっちり読了した暁には、このブログで本のレビューをさせていただく
…かもしれません。

とにもかくにも、百閒センセイ!

126回目のお誕生日(1889年(明治22年)5月29日生まれ)
おめでとうございます。

今年は、「阿房(=あほう)」以外の作品を堪能させていただきますっ!

◆今日は、2015年5月29日/旧暦4月12日/卯月乙巳の日
◆日の出4時28分 日の入18時49分/月の出14時32分 月の入1時40分