今日は、関東甲信越の梅雨明け平年日。今年はそれを待たず19日に明けて、いきなり暑い!暑いです。もう素麺しかたべたくありません…。/7/21=旧6/6・戊戌

いやぁ、暑いですね。

東京地方は、先々週までは、かろうじて、梅雨らしい雨続きで涼しかった。
そこに、いきなり蒸し暑い日々に熱帯夜(7/13夜から)。

ああ、カラダが気候についていけない。
と思ってうらぶれておりました。

が、今年の梅雨は、平年日を待たずに7月19日に明けて、まあ、その後の過激な暑さたるやっ!

ここ数日の熱帯夜など可愛いもんだった…。

暑さしのぎは、素麺なんかをつるつるっ~っといきたい。

そうそう、猛暑の入口は、毎年、素麺でしのぐのが私流。
(って昨年から始めた、スタートほやほやの習慣ですが・笑)

まずは、どこの素麺を買うか物色するところからはじめて、暑さを紛らすという寸法です。

ってコトで今年もわざわざ素麺探しにデパ地下やら高級スーパーで涼む
…いや、物色。

で今年の暑気払い素麺はこれにしました。

五色そうめん

「手のべ五色そうめん。」

決め手は、パッケージに書いてある「1722年 八代目長門屋市左衛門 以来 色麺伝承」の文言。
創業が寛永12年、四国は愛媛産のようですが…とすると、松山藩の時代からあるってことか。
西暦に直すと1638年。
そんな昔からずーっと素麺を作り続けている老舗で、その約80年後から色麺を作り始めて今に至る…ってコト!
松山ならば、正岡子規とかも食べてたかも?

…という、その歴史の重みに惹かれました。

(実際、子規は、「文月のものよ 五色の糸そうめん」という句を残すほどに親しんでたみたいです⇒しっとこ/五色そうめん株式会社森川

っていっても、中身は、軽やか感満載の素麺ですが(笑)

五色そぅめん

ちなみに、その5色は、白=小麦、茶=蕎麦、緑=抹茶、赤=梅肉、黄=鶏卵。
5色素麺の開発が、平凡な見た目の素麺をフォトジェニックにもしている。
…つまりカワイイ、

歴史あり、見ためよし、子規が句にするほどに味もよしってコトで、三拍子そろった素麺にて幸先いい夏…かもしれません。

ってコトで、今日はどうやって食べようか!?

まずは、先日解禁した夏野菜、胡瓜を活躍させよう!

茹でて盛り付け

細長く切ってかるく塩もみ。
保存食として作った生姜の甘酢つけ(5月からもう3回目)を汁ごとと和え、素麺の具にしてみました。

もう、さっぱり系野菜ばかりですが、カラダが慣れてない暑さの入口はこれで十分。

素麺自体が、グルテンと呼ばれる植物タンパク質が豊富な栄養価が高いたべものなんで、夏の暑さになれるまでしばし、こんな感じでつなごうかと思います。

◆素麺について、由来がどうのとか、産地がどうのとか…のあれこれは、過去記事ありますのでよろしかったら⇒あらためまして素麺のことを

◆今日は、2015年7月21日/旧暦6月6日/水無月戊戌の日
◆日の出4時40分 日の入18時54分/月の出9時19分 月の入21時41分