日差しを避けて路地を入ると…発見!冬の実りのために、この炎天下で、かなりひっそり咲いている花々たちもいるんですねぇ。/7/26=旧6/11・癸卯

夏の暑さの中咲く花って、存在感が勝負!

って思ってました。

たとえば、向日葵朝顔などの定番花。
私が、勝手に「すずしげ花」と名付け、見て涼をとっている木槿(むくげ)やら百日紅(さるすべり)やらも、なんだかんだ言って存在感を出すのは忘れてない。

そっと香りながら咲くこの花は?

日陰を選んで路地を曲がる…というのは、夏の日差しに負けない散策法。
先日もそんな風にして、しばらく通っていなかった小道を入る。

ふと、香ってきたのは、かんきつ系の花の匂いで…。

放っているのはこのカタマリみたい。

きんかんの花

寄ってみれば…。

金柑の花

おおっ!確かにかんきつの花です。

で、ここには、確か、12月ごろこんな実がなっていたような。
そうそう、これは、金柑(きんかん)の花

マジ暑すぎる日々にもこんな控えめな花も咲くんだねぇ…としばし感心。

とひとつ見つければ、
続々と思い出しました、控えめ系の花。

というか、実の方が、非常に有名かつ人気の種…の花たちが、半月前にもこぞって咲いていたなぁ…と。

さあ、問題です。

以下は、何の花かわかりますか?

1.冬になると赤い実がなる。
樹のカタチが独特だからこれは簡単かな?

万両の花

答えはこちらの上の写真です。

2.同じく赤い実。オレンジの実もある。
1の植物の呼び名と、ヒトケタ違い。

千両の花

答えはこちらの下のほうの写真です。

3.これは紫の実がなる種。

小紫の花

答えは、こちら。確かに実りの時期の方が存在感はまさりますが、花もかなりかわいいですね。

ふふふっ、何個正解しましたか?
で、花を見たコトありました?

ささやかに、お詫び

ここまで言っておいてなんですが、実は、これらの花は、半月前が盛りだったもの。
今は、もう、ほぼ散って、実のカタチになるかならぬか…ではないかと思われます。
すみません。

実は、ある時。
比較的植物好きと思える友人に「○○の花って知っている?」と聞いたら、ほぼ全滅

ならば、このブログで紹介する価値あるかも?!

と思って写真におさめておいたのですが、その時期ってのが7月上旬。
ご近所では行事目白押し
ついで、徐々に世間は暑くなり。

えーっと、つまり暑すぎて忘却しきっておりました。

えーっと、えっと、この先、これらの華やかな実りを迎えました際に、夏には可憐な姿だったなぁ…と思い出していただきたく。
季節外れを承知。
代わりに若干趣向を変えて、クイズ形式にてご紹介させていたさきました次第です。

ではっ!

◆今日は、2015年7月26日/旧暦6月11日/水無月癸卯の日
◆日の出4時44分 日の入18時51分/月の出13時53分 月の入–:–