夏の暑さの中咲く花って、存在感が勝負!
って思ってました。
たとえば、向日葵、朝顔などの定番花。
私が、勝手に「すずしげ花」と名付け、見て涼をとっている木槿(むくげ)やら百日紅(さるすべり)やらも、なんだかんだ言って存在感を出すのは忘れてない。
そっと香りながら咲くこの花は?
日陰を選んで路地を曲がる…というのは、夏の日差しに負けない散策法。
先日もそんな風にして、しばらく通っていなかった小道を入る。
ふと、香ってきたのは、かんきつ系の花の匂いで…。
放っているのはこのカタマリみたい。
寄ってみれば…。
おおっ!確かにかんきつの花です。
で、ここには、確か、12月ごろこんな実がなっていたような。
そうそう、これは、金柑(きんかん)の花。
マジ暑すぎる日々にもこんな控えめな花も咲くんだねぇ…としばし感心。
とひとつ見つければ、
続々と思い出しました、控えめ系の花。
というか、実の方が、非常に有名かつ人気の種…の花たちが、半月前にもこぞって咲いていたなぁ…と。
さあ、問題です。
以下は、何の花かわかりますか?
1.冬になると赤い実がなる。
樹のカタチが独特だからこれは簡単かな?
答えはこちらの上の写真です。
2.同じく赤い実。オレンジの実もある。
1の植物の呼び名と、ヒトケタ違い。
答えはこちらの下のほうの写真です。
3.これは紫の実がなる種。
答えは、こちら。確かに実りの時期の方が存在感はまさりますが、花もかなりかわいいですね。
ふふふっ、何個正解しましたか?
で、花を見たコトありました?
ささやかに、お詫び
ここまで言っておいてなんですが、実は、これらの花は、半月前が盛りだったもの。
今は、もう、ほぼ散って、実のカタチになるかならぬか…ではないかと思われます。
すみません。
実は、ある時。
比較的植物好きと思える友人に「○○の花って知っている?」と聞いたら、ほぼ全滅。
ならば、このブログで紹介する価値あるかも?!
と思って写真におさめておいたのですが、その時期ってのが7月上旬。
ご近所では行事目白押し
ついで、徐々に世間は暑くなり。
えーっと、つまり暑すぎて忘却しきっておりました。
えーっと、えっと、この先、これらの華やかな実りを迎えました際に、夏には可憐な姿だったなぁ…と思い出していただきたく。
季節外れを承知。
代わりに若干趣向を変えて、クイズ形式にてご紹介させていたさきました次第です。
ではっ!
◆今日は、2015年7月26日/旧暦6月11日/水無月癸卯の日
◆日の出4時44分 日の入18時51分/月の出13時53分 月の入–:–