盆の東北の街では、もうこの花が実をつけはじめておりまして!
へくそかずらの花…と実。
実は、丸いグリーンのモノですが…。
つまり、もう花の頃は終わりってコト?
とにわかにあせりモードに突入。
ぎょぎょ!こっちは、もう実のほうが優勢?
暑さにかまけて、雑草ハンティングを怠っております。
というか、毎年、夏になれば、努力せずとも目につくへくそかずらなんで、怠るもなにも
…って感じなんですがなぜ?
消費税増税あたりから、我が町の空き地が激減。
もしや、へくそかずらの生息地もその弊害にて消滅したってことかしら?
ふーむ。
しのごの行ってる間に出かけてみよう!
洋種山牛蒡(ようしゅやまごぼう)は、紫に熟しはじめ
この種は、あっという間に蔓延って、駆除も難しい草。
…だというのに、やっぱり、生えてる場所はずいぶん減った。
しかし、ひそかに見つけておいた場所では、その実が、紫に染まり始めておりました。
ちなみに、まだ花もある…。
花も青実も同時に観察できるみたい。
この種は、どの状態の時も面白く、ホントは、ここから少しいただいて、部屋に飾ってみたいっ!
…のですが、生えてるのが少しなもんで今年も見るだけにしときます。
薮枯(やぶからし)の花はどうかというと…。
そろそろ花が咲き始め…。
私の観察スポットは、今年はちょっと花咲くのが遅いみたい。
この花、よーく近づいてみると…。
花の形状が、あわいピンクやオレンジのろうそくみたい。
そこがかわいいんですよねぇ。
あっ!わるなすび発見!
漢字でかけば「悪茄子」。
こんなかわいいのにこれも「へくそかずら」と同様、なんともひどい名前です。
もちろん意味も、悪い茄子と、名前のとおりじゃんっ!
気の毒すぎ。
名付け親は、植物分類学者の牧野富太郎センセイです。
とにかく駆除が難しいからこんな名前になったみたい(笑)。
確かに、この花が咲く空き地の持ち主は、毎年除草剤をまいて根絶を試みてる気配濃厚なんですが、同じ場所からちゃんとこのように育ち花をつけます。
しかも、こいつは、7月上旬から咲いてた…気がするなぁ。
で、下手すると9月ぐらいまで咲き続けるんですが、花もみのる実の形状もかわいくで個人的には好きな草。
花火も咲いています。
本名は爆蘭(はぜらん)
っていうか、花火みたいな咲き様なんで、「花火草(はなびくさ)」とも呼ばれ、私はもっぱらこっちの名前を使っております。
実際、小さな花が線香花火みたいな感じしませんか?
…残暑厳しいわりに、撮った写真で振り返れば、まあまあ、ずいぶんあちこち遠征してきたみたい。
ホントは、少しずついただいて、雑草アレンジメントできたらなぁ…って思うのですが、なかなかに難しい。
福島の家だと、裏の畑から取り放題で、こんな風に遊べるんですが。
都会は、やっと少しだけ咲いているって感じで、そこからいただくのが気が引けるものね。
◆今日は、2015年8月22日/旧暦7月9日/文月庚午の日
◆日の出5時05分 日の入18時23分/月の出11時41分 月の入22時32分