七十二候は、いよいよ「玄鳥去(つばめさる)」に。燕は暦を待たず、ずっと前からいないんですが、いつ、南に去ったかな?/旧暦8/6・丁酉

季節の暦、七十二候は「玄鳥去」の日々に入りました(9月18日~22日)。

読みは「つばめさる」でそのものずばり。
「つばめが南方へ去る」の頃がやってきちゃったって季節です。

まあ、これもあくまで暦の上ではってコトで…。
街のつばめは、今年もちゃんと生まれてちゃんと育ち、もうずいぶん前からその姿を見ることはありません。

今年、街のつばめは、「玄鳥至(つばめきたる)」より一ヶ月遅れでやってきて

七十二候「玄鳥至(つばめきたる)」の日々は、4月5日~9日でしたが、今年の来訪はちょっと遅かった。

親鳥たちの巣作り、産卵の様子に気づかず、雛に会えたのが、5月下旬。

おおっ!
つばめ雛

ってことは、ゴールデンウイークぐらいには、卵を産んだのかもしれませんね。

そののち、雛の育った顔を見て…。

これが、上写真のその後。
6月上旬ぐらいなので、10日ぐらいでこんなに大きくなるんだねぇ。

6月上旬のつばめ

可愛いなぁ~♪♪

目がつばめに慣れたのか?そのごあちこちでご対面

最後に見つけたのが、7月下旬の暑い日だった。
つばめは、ワンシーズンに2~3回ぐらい産卵→子育てをするそうですが、これはほかの場所の巣。

7月下旬

写真を撮らせてもらって、眺めてをしばし。

少し、進んだら、また別のつばめの巣を発見っ!つばめ日和か?

ちょっと大きくなった雛たちですが、なんだか落ち着かない様子。

きつそう

というか、この大きさでこの巣じゃあ、手狭だよねぇ…。

と眺めていたら、いきなり飛んだっ!

飛ぶ

って、そんなシーンは撮れませんので、道路に飛翔したところを、思いっきり望遠にて激写したっ!
(コンパクトデジカメなのにバッチリっ!最近のカメラの性能はすごいですね)

一度、巣から飛び立ったつばめは、巣に戻ることはなく、電線や木立、どこかの叢に生息するんだそうですが、うーん。
それは見たことないなぁ。

カラスとスズメは見るのに、巣だったあとのつばめはいったいどこにいるんだろう?

そして、昨日。

多くの巣は、ボロッと崩れていましたが、一か所だけきれいなままのを発見!

ツバメの巣

もちろん、雛の子一羽もおりません。

さあて、つばめは、もう南方へ旅立ったのかな?
それともまだぐずぐずどこかで英気を養ってるのかしら?

ちなみに、立秋(8月8日)から始まった暦の上での秋ですが、この「玄鳥去」時期とともに半分が経過。
ああ、冬=立冬(11月8日)までは、あっという間なんでしょうねぇ。

◆今日は、2015年9月18日/旧暦8月6日/葉月丁酉の日
◆日の出5時25分 日の入17時45分/月の出9時35分 月の入20時31分