「秋の日は釣瓶落とし」。早い日暮れは、ヒトに焦燥感を与えるけれど、美しい夕焼け空も見せてくれるから良しとしよう!/10/16=旧9/4・乙丑

10月もはや中旬。
日暮れがやけに早くなった気がします。

だからって、それが、井戸の水汲み桶の「釣瓶(つるべ)」みたいに、カラカラ音たて日が沈むみたい!
って秋の妙に焦りを助長する感覚。

それは、「秋の日は釣瓶落とし」って古くからあるコトバに影響されてそう思えるだけ…と思ってました。

つまり気のせい?
いやいや、ホントにそうみたい?!

…と実感したのは、春・夏・秋・冬の1日毎の「日の入時刻差」を調べた結果、秋が圧倒的に差が大きいことを知ってから。
その件は、昨年のブログでお読みいただくとして→夕暮れ早い!は気のせいなのか?「秋の日は釣瓶落とし」を検証しました(笑)

しかし、その早い日暮れを惜しむかのような自然界からのプレゼント。
美しい夕景も多数ってのは、かなりうれしいことでもあるよね。

夕景2

晩秋は、秋晴れ多し。
そして、美しき夕焼け空も多し。

…で、毎日、上を向いて歩いてばかりになりがちです。
いいねっ!

膨らみゆく月がちょっと顔出す夕暮れ時も楽しいし…。

夕景1

向かって左端のひっかき傷、あるいは埃のように映っているのは、月ですよ。
わかります?

家路を急ぐその視野に、夕焼け空が入ってくるのもこの季節ならでは。

街の夕景

早寝の私にとって、夏の帰宅はまだ昼間のごとく明るいし。
冬場は、夕焼け出る暇なく夜だもんね。

太陽が沈み切って、闇夜の始まりと夕焼けのグラデーションだ!

夕景3

あっという間に暮れるといっても、
夕焼け空の変化を楽しめるのは、この時期だけのような気がします。

◆今日は、2015年10月16日/旧暦9月4日/長月乙丑の日
◆日の出5時48分 日の入17時05分/月の出8時25分 月の入19時11分