母の畑の柿の木の柿。友人の友人の柿の木の柿。
そして、友人のお母さんの柿の木の柿…。
今年の日本列島の柿がおしなべて豊作なのか、はたまた、偶然なのか。
なんだか切れ目なく、各地の柿がやってきて…。
我が胃袋におさまった。
で、その中に、コレを見つけて、ちょっと嬉々としたりして。
これは、友人のお母さんが送ってくれた柿のおすそ分けの中に発見した「撞木(しゅもく)」付きの柿。
他の方からいただいた柿も、家の柿の木から採取したというものには、必ずこれが入っていた。
みんな、干し柿も作ったんだね!
いいなぁ~!!
「撞木(しゅもく)」は、収穫の時に蔕(へた)に少し枝を残した、T字型の部分。
そのまま食べるなら、下手ギリギリで枝からはずしたほうがいいけれど、「干し柿」の分は、蔕に少し枝をつけT字型に残すのが肝心。
「撞木(しゅもく)」があるから、
柿はこんな風に見事に干すことができるってわけです。
柿の実は、見事に干し柿にされたみたい。
今年も、オレンジ色の玉のれんがかかったような光景が、駅行く道に繰り広がっております。
この界隈は、庭付き一軒家が数多く、もちろん庭木も充実。
しかし、住民が高齢化したり、空き家になったりするとともに、実のなる樹木も放置される。
今年も、各庭で柿がたわわに実ったのが散見されますが、収穫せずに、ほとんど鳥のエサになっちゃうんだよなぁ…。
そん中で、このお宅の干し柿の光景を観ると、ちょっとホッとするんですよねぇ。
せっかくなので、我が故郷の干し柿の様子も!
東京の柿の実りに比べて、東北の柿は少し早いみたい。
今年も11月上旬の帰省時に、りんごより一足早く、柿が樹木から忽然と消え…。
それが、軒先に移された…って感じ。
美しい柿の干しはじめです。
もちろん、大豊作だった母の柿の木の柿も、プチ干し柿にしたみたい。
母が写真をとってメール添付で送ってくれました次第なので、一応ここに。
暗いよ!と思ったけど、シルエットもカワイイ…かも?
きれいな青空だしね。
ってわけで、わが家の2015年秋は、柿三昧で終わりゆこうとしております(喜!)
◆今日は、2015年11月20日/旧暦10月9日/神無月庚子の日
◆日の出6時20分 日の入16時32分/月の出12時06分 月の入23時30分