今日は、二十四節気の「小寒」。今日から寒の入りです。
暦としては、「寒さが増してき始めるころ」ぐらいの意味。
一応、『暦便覧』はどういっているかと言うと「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と説明している。
うーむ。
なんかややこしい解説だなぁ。
冬至を過ぎて、陽の気が起こる(=暖かくなる?)と、それに対抗して、陰の気(=寒さ)がもっと強くなる…の?
まあ、そう考えられていたのでしょうね。
で、結果、もっと冷える…つまり、平たく言ってしまうと「益々冷える也」を理解しておけばいいのかな?
それでもまだ「小さな寒さ」だしねとか油断していると、「小寒の氷、大寒に解く」なんて故事もあるそうです。
つまり「小寒」がいちばん寒いと言っています。
今年は暖冬ということもあって、年末年始も晩秋…いや春みたいな日々。
それはそれで、実はちょっと快適~♪♪と、やや浮かれていましたものの、年末に気温が急降下!いきなり寒くなりました。
それが、また年が明けて温かくなったりして、もうっ!
カラダが付いてゆきません。
帰省した東北の街は、たいがい、年明けは雪…のはずですが、今年は、今はお彼岸帰省か?と思うほど暖かでした。
ってコトで、いつもはこんな風な光景も…。
今年は、こう。
暖かなのはいいんですがっていうより、もう春?って感じ。
となれば、いつどーんと寒くなるか否かと、戦々恐々な気分にもなります(←極端な暑さ、寒さがかなり苦手なもんでして…)。
できれは、「小寒」⇒「大寒」と、寒いなら寒いなりに穏やかに変化して欲しい。寒いときは寒くがヒトのカラダのためにはいいんだなぁと今更実感する「小寒」の日です。
今日から節分までが、「寒の内」なんで…。
年賀状の文言を、さっそく「寒中見舞い」に書き換えました(笑)。
昨年末に喪中のはがきをいただいた方に送るため…だけだったら、まあなんと丁寧な暮らし!と思うでしょうが…。
実は、年末に出せなかった年賀状に、年が明ければ明けたでエンジンがかからず、ずるずると寒の内に入ってしまったというのが正しい(笑)。
そう、「小寒」と聞けば、今日から「年賀状」を返すのはちょっと野暮。こうなるのはわかってるんだし、今年の年末は、もう最初から「寒中見舞い」でデザインしようよ!
…と、自分に自分で突っ込みを入れつつ、焦ってお便り差し上げます。
(とはいえ、まだお年玉の発表はないので、使用するのは年賀はがきなんですけどね・笑)
◆今日は、2016年1月6日/旧暦11月27日/霜月丁亥の日
◆日の出6時51分 日の入16時42分/月の出2時54分 月の入13時43分