大寒すぎたあたりから、和菓子店に並ぶ「節分和菓子」。毎年、ひとつ選んでいただくのも恒例!/2/1=旧12/23・癸丑・下弦

「大寒」過ぎたら、和菓子店のショウウインドウも気になります。

節分&立春が近づけば、気になるものは、「福豆」だけではありません。
こちらは華やかな春そのものを迎えんとしているような…「節分和菓子」です。
といっても、節分の時期に併せた季節限定の和菓子のことを私が勝手にそう呼んでいるきらいもあって、正式な呼び名かどうかは不明。

とにかく、この時期、気の利いた和菓子屋さんには、鬼だのお多福だの…柊、あるいは豆などなどの「節分」をイメージしたお菓子が並ぶ。

それらを、ウインドウショッピングするのは、個人的にはバレンタインのチョコよりずーっと楽しいのである。

今年は、鶴屋吉信の生菓子「追儺 鬼・お多福」

「福豆」同様、正月早々から虎視眈々とチェックを重ね、毎年違った節分和菓子を選ぶのも恒例。
ってコトで、今年はかなり思い切って、こちらの鬼とお多福さんのお菓子にいたしました。

鬼 お多福

なんで思い切ってか?

さすが、老舗の鶴屋吉信…な材料の使い方っていうか、美しい意匠っていうか、だから、このお菓子ったら、けっこうお高いんですよぉ。
だというのに、一緒に並んでた「梅」と「菜の花」からも離れがたく…。

節分和菓子4つ

4つ並べると、なかなかに春でしょ!

一応、花々も大きく見ますか?

節分和菓子に「梅」は定番だけど…。

梅

「菜の花」は珍しくない?

菜の花

こうした季節のお菓子は、がさがさと大量生産されないのが魅力。
さあさ、丁寧にお茶を入れていただこうかな。

さあて、「福豆」「節分和菓子」そして、明日は「福茶」とそろえ、こうしてゆっくり冬を惜しみ、少しずつ春を迎えにゆくのです。

◆今日は、2016年2月1日/旧暦12月23日/師走癸丑の日/下弦
◆日の出6時42分 日の入17時08分/月の出–:– 月の入11時02分