水仙⇒梅⇒椿ときたら、次は、桜まで間がありすぎ?
たしかに、一か所に大量に植えられてどっさりと咲く桜は、やっぱり王道ソメイヨシノのみ。
だから、群れなして咲く花リレーは、この時期ちょっと待ち時間にはいるかも?
しかし、桜の花見は、東京の街でも多彩、ド派手なソメイヨシノの前には「冬桜」に「寒桜」なんてのがあって、小さく桜リレーでつなぎます。
11月末ごろからひそやかに咲いて、1月中旬が見ごろの「冬桜」はそろそろ終わり。
「冬桜」のバトンをつなぐ「寒桜」がいよいよ最盛となっています。
とはいっても例年早い上野公園スターバックス横の「寒桜」は、もう1月下旬から咲き始め。
2月初旬にはもう満開に。
そして、今は葉桜です。
実は、ここのがこうなってから、あと2本ある「寒桜」(動物園入口手前の「小松宮彰仁親王銅像」横と、桜並木の真ん中)が見ごろに入る。
つまり上野公園の「寒桜」の花見は、この寒桜が目安=個人的な「寒桜」の標本木になっています。
がっ!今年は少し早目に咲き始めたみたい。
銅像横は散り始め。
桜並木が満開って感じです。
ここのはまだ咲き始めぐらいかなぁ…と思ってたのに!?
(昨年の2月下旬の様子はこちら。ちなみに、昨年は、咲き始めでした。)
こりゃ焦らないといけないかしら?
個人的な、気に入り寒桜スポットは4つ。
「新宿御苑」「小石川植物園」「上野公園」「皇居の東御苑」
ホントは、いまごろ1日時間をとって、ぐるり一斉に廻るってのが理想。
しかし、いづれも「まさかっ!」って広さだし、まだまだ日没が早いので開園時間も併せて短い…ってコトでかなり無理。
ってコトで…。
◆ご近所「上野公園」は、上記のように必ず観察。(←けっきょく、花見じゃなくて観察?いや、こちらの方がしっくりくるもんで・笑)
樹木の大きさとか植えられた場所の環境が「寒桜」の花咲く時期のずれに微妙に関わって来るみたいで、面白いのです。
◆「小石川植物園」の寒桜は、先日の椿観察のついでに見たのでオッケーとする。
しかし、昨年3月上旬にいったら、もう終わりかけだったので…。
もしかするともう満開超えているかも。
◆「新宿御苑」は、水仙を見た2月上旬ので良しとしよう。
今ごろは、もう散り始めてるかもなぁ~。
そしてここ数日中に、やっぱりの「皇居東御苑」の「寒桜」は見とくべきかも!
…って、もうますます「寒桜」の花見というより観察気分に拍車がかかる私です。
皇居の庭の桜のエリアは、本丸跡。
だたっぴろい芝生広場を臨むように数本の桜が植えられています。
こちらが、昨年3月上旬の「寒桜」。
その他、早咲きの種の桜がいろいろあって楽しい。
その前に、昨年の様子をならべ、一応予習(笑)。
・「琉球緋寒桜」
上野公園の緋寒桜の開花はもう少し後みたいだけど、ここのは咲いてるかも。
それとも「琉球..」とつく種は早いのか?そうそう、沖縄の桜の花見は、「緋寒桜」なんだそうですよ。
・「椿寒桜」
なあんか、寒椿と寒桜のいいとこどりしたみたいな名前の珍しい種。
・「河津桜」
ああ、河津桜も咲いたんだぁ。とすれば、伊豆の河津桜も見ごろだろうねぇ。
そして、これらの写真に見る昨年の様子+今年は早いかも=今が見ごろの予想が経ちますので、皇居の庭には早々に寒桜観察にいかなくちゃ。
そして、その後は、上野公園の噴水前と不忍池の弁天堂の裏の「緋寒桜」の開花が楽しみに⇒お彼岸前に「彼岸桜」が開花をひっそり楽しみ。
あとは、開花予報を待って、3月末から4月上旬あたりに「染井吉野」の短い花見宴シーズン。
…私は、相変わらずの観察モードで、宴会などはいたしませんけど、桜がどんどん咲くので忙しいです(笑)。
◆今日は、2016年2月22日/旧暦1月15日/睦月甲戌の日
◆日の出6時21分 日の入17時29分/月の出17時06分 月の入5時44分