東京下町って、五月病が少ない気がする…?
と、かねてより思っているんですが。
それは、大型連休が終わっての日々が、全然日常に戻らない感じ濃厚だからなんです。
だってね…。
例えば、浅草神社の境内なんか、御神輿は、もう4月からしっかりスタンバイオッケー!
そうそう、夏祭りが始まっちゃうんですっ!
東京下町の夏祭りのスケジュールは、もう隙間なくって感じです。
早い順から並べてみましょうか?
・下谷神社⇒下谷神社大祭 5月6日~8日 あっ!終わっちまった!
ってコトは今年も見られなかったなぁ。
御神輿が、上野駅構内まで入ってきちゃう様子が、なんとも好きっ!
御神輿巡行は、カミサマが見守るエリアを、動く神社=御神輿におのせしてお見せして歩くという趣向ですから、もちろん、街の玄関口であるここにだってカミサマはやってくるんです。
・浅草神社⇒浅草三社祭 5月13日~15日
・入谷・小野照崎神社⇒小野照崎神社大祭 5月13日~15日
・神田明神⇒例大祭 5月17日 天下祭りと言われる神田祭は、偶数年の今年は陰祭ですね。
・湯島天神⇒例大祭 5月28・29日
・上野五條の天神⇒大祭 5月25日
ふーっ!今年もまた、隙間なく続きます!
個人的には、祭りといえばお供えの様式とか、法被の背中…とか。
勢いある御神輿巡行もココロ躍るものがあるけれど、個人的に祭りといえば…。
境内に安置されてる御神輿の前に並んだ供物の様子をため息つきつつ(笑)眺めたり。
いやぁ、見事なスルメが供えられている!
いなせな法被姿の…背中!
これがまた面白いんだよねぇ。
特に、湯島天神の梅の意匠のはっぴがやっぱ好きかなぁ。
祭りによっては、人形の乗った山車も出る。
お祭りの当事者、氏子の方々にとっては空気みたいなことを、面白がる視点って、近所に住みつつTHE観光客!な楽しみ。そこがまた地域に根差した祭りのたのしいところなんですよねぇ。
そういえば…!
神田明神の神田祭が今年陰祭ということは、もうひとつの天下祭、日枝神社が本祭!
ということで、今年は、この獅子頭さんも練り歩く山王祭りの祭礼行列が、6月にも控えております。
その件は、また近づきましたらこのブログにて!
◆今日は、2016年5月9日/旧暦4月3日/卯月辛卯の日
◆日の出4時41分 日の入18時34分/月の出6時52分 月の入21時10分