七十二候は「菖蒲華」の日々に。東京の花菖蒲は盛りを過ぎちゃって、このずれがかなり惜しいっ!と思いつつ、文目・杜若・花菖蒲の違いを復習しとくか。/6/26=旧5/22・己卯

季節の暦・七十二候は、「菖蒲華」の季節に入りました(6月26日から6月30日)。

「菖蒲」=あやめと読み、そのあとに「華」と続けて、読みは「あやめはなさく」
そのものずばり「あやめの花が咲くころ」と言う意味です。

ですが、ここでいう「あやめ」は、そのものずばりの「文目(あやめ)」ではなくて、「花菖蒲(はなしょうぶ)」のこと。

花菖蒲

ああぁ~めんどくさいっていうか、わかりにくいっ!!
花の見た目もパッと見ただけじゃ区別つかないし。

ってことで、「文目」と「花菖蒲」、ついでに「杜若」の違い復習!

ちなみに読み方から「文目(あやめ)」「杜若(かきつばた)」「花菖蒲(はなしょうぶ)」
すべて、アヤメ科アヤメ属の多年草なもんで、この違いは地域によっての呼称の違い?
とか、思ってるざっくりさんもいらっしゃるでしょうが(=すみません。私です)、これまた微妙に違うんですよねぇ。

◆開花時期の違い。
・「文目(あやめ)」=5月上旬
・「杜若(かきつばた)」=5月中下旬
・「花菖蒲」=6月上中旬

…が、私は、さっそくざっくり「花の時期がやたら長いなぁ」と、長い間思ってました。

◆生育地の違い。
・「文目」=湿地育ち
・「花菖蒲」=湿地&半乾燥地育ち
・「杜若」=草地(乾燥地)育ち

ということで、湿地+大型連休=文目湿地+入梅頃開花時期=花菖蒲と、生育地+開花時期の組み合わせを暗記しとけば、知ったかぶりするのに使える知識です(笑)。
のこった杜若は、乾いた土地に育っていると記憶にインプットなさってください。

花ので違いを見分ける正統技。

花の時期は、生育地や気候によってずれるので、けっきょく、じーっと花を観賞する正統な見分け方を覚えておくのがいいのかも。
最初にざっくり(←今日は多い?)言っとくと、違いは、すべて花弁の付け根にありますっ!

・文目(あやめ)=網目模様

花弁のつけねに大きな網目の模様があるのが文目(あやめ)。
名前は、この花の模様からとったのでしょうね。
あやめ20160525

これしか写真がなくて見難いのですが、実際に観察すればなーるほどとなるはず。
…えーっと、来年見てください。花の時期は5月上旬。

・杜若(かきつばた)=細い白線の模様

場所は、やっぱり、花弁のつけねです。
後楽園カキツバタ

・花菖蒲=細く黄色い模様

花菖蒲はいろんな色がありますが、花弁の付け根が必ず黄色く染まっている。

花菖蒲

よーく見てみて!

ふーむ。
というコトで、とにかくこの形状の花をみたら、花弁の付け根をよーく見るが区別するコツみたいです。

ああ、しかし、写真がいい加減で恐縮ですっ!
実は、この違いがどうも面白くなって、今年はせっせと写真を撮りためてたんですがねぇ…。
PCが壊れ、かつ、バックアップをサボってたんで、「文目」も「杜若」の写真も消え失せました( ;∀;)。バックアップ…重要です。

復習済んだら、花菖蒲鑑賞へ!

毎年、七十二候「菖蒲華」のころの東京地方ったら、花菖蒲の見ごろがすっかり終わってました。
がっ!
電車の中で、とあるご婦人方の会話を聞いていたら、「あら、まだ皇居東御苑に咲いてたわよ。昨日。」だって!
えっ?ほんと?
ちなみに、この会話を聞いたのは一昨日(6月24日)、その「昨日」は6月23日…ふむ、まだ間に合う?

今日はさっそくその確認に行ってまいりますっ!

◆今日は、2016年6月26日/旧暦5月22日/皐月己卯の日/月齢21日
◆日の出4時27分 日の入19時01分/月の出22時59分 月の入9時58分