今日は、二十四節気の「小雪」です。暦が「雪」を持ち出して、東京はやっと木の葉の彩り。/11/22=旧10/23・戊申

今日は、二十四節気の「小雪」です。

暦は、ささやかに「雪」と宣言してしまってますっ!

今年も秋のショートカットぶりが加速して、長い晩夏のあとはいきなり「冬?ええっ冬?」みたいな感じだったんで、どうもカラダが付いて行ってない。
もちろん気持ちも…。

でもなぁ。
もう11月下旬、もう本格的に冬なんですね。

そうそう、『暦便覧』も見ておこう。
「小雪」とは、「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と説明しています。

空気が冷えてくるので、降った「雨」も「雪」になって、「くだる」=降ってくる。
…ってことかな?
ああ、まぎれもなくリアルに冬到来かぁ(←寒いのも嫌い)。

冬の入り口の日々の楽しみは、葉っぱの彩りですよね。

例によって、晩夏⇒小さい秋⇒いきなりの冬のせいか、今年は紅葉が遅く、しかし始まればいきなり変わる。
もう植物界も焦ってるっていうか、驚いてるっていうかな感じ。

ご近所では、まず最初に桜の色づきがやってきて、桜並木がオレンジに染まり…。
これは、5日前の谷中霊園の桜並木。

谷中霊園桜並木

散りそうで散らない風情は、花のころと同じだねぇ。今は、もうさすがに散ったかなぁ?

先日日曜日には上野へ出向く用があって…。
JRの公園口から向かったら、うわっ!いきなりな色づきぶりっ!

上野の紅葉

こないだまでまだ青々としてたのに、これは?
それでも、右手に黄色く染まって見える銀杏もまだ青い葉っぱが残って、盛りはまだこれからみたいです。

トーハク本館前の大きな「百合の木」の紅葉も今年はややゆっくり。

トーハク ゆりのき

例年ならば、もう散り始めのハズが、今が、いちばん美しいときみたいでラッキー!
今日、もう一度見に行こうかな。

そして、今頃は、「草紅葉(もみじ)」も楽しい?

ご近所の公園で「なんちゃって草紅葉」

草もみじ

ってまあ「草紅葉」は、地面に生えてる草々自体がが色ずくことなんで、言葉の使い方がちょっと違うけどねぇ。
これは落ち葉踏みか?

まあ、いいのよ、サクサク音だして歩くのが、楽しいのです。

◆今日は、2016年11月22日/旧暦10月23日/神無月戊申の日/月齢22.4日
◆日の出6時24分 日の入16時31分/月の出–:– 月の入12時41分