江戸人の真似して「立冬」から数えて待った木々の色づき。いきなり紅葉、佳境になってるみたいですよ(;’∀’)/11/26=旧10/27・壬子

江戸人によれば…。
楓の色づきは、「立冬」から約8日、遅くとも15~6日

で、今日は「立冬」から数えて20日目。
今年は長い晩夏
⇒短すぎる秋
⇒いきなりの冬…という、植物にとってはなかなかついてけない気候だったみたいで、木の葉の色づきも進捗遅し。

しかし、もうそろそろどうなのかな?

楓と紅葉の色づきチェックへ庭園巡りへ。

まずは、向島百花園へ楓・紅葉観察。
いろいろいろいろ色ずいてます。

一番目立ってたのが黄葉した楓。

黄色い葉

ひらり落ちた葉っぱがぼてっとカワイイ。

楓

紅葉もちゃんと赤くなり…。

紅葉

ああ、こっちのイロハモミジはまだこれからです。

イロハもじみ

…って感じが、立冬から数えて14日目の様子。
8日目というのは無理だったけど、それでも江戸人の紅葉予報もあんがい当たってますね。

晴れた日の夕暮れ前がおススメの小石川後楽園。

こちらも、立冬から15~6日目には色づきが目立って美しくなっている…らしい。
ツイッターなどで得ている情報ですが、私は晴れの日を虎視眈々と待つ。

というのも昨年。

沈む太陽を赤く染まった楓ごしに見てしまったもんで。

後楽園の紅葉

もうこれはあちらに極楽浄土がホントにある?
と思うほど美しい。
(ああ、私の写真じゃ表現まるで無理っ!)

呆然と眺めて時間を忘れるほど美しく。

後楽園の紅葉

昨年は、閉園ぎりぎりまで眺めていたものでした。
今年もぜひあの美しさをもう一度!

ってことで、夕暮れ時まで晴天の日がもつ1日来てくださいっ!

そして、六義園は、12月7日までライトアップ&21時まで開園とかで、少し暖かな日の夜の紅葉観察もいいかもなぁ。
(↑しかし、毎年入り口に長蛇の列が…。)

ちなみに江戸人といったら風情満点。

江戸時代には、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」(=「四立」)は、花の開花の重要な目安。
楓の色づき同様、ぜんぶ、「四立」の日からカウントして楽しみにしていたみたい。

ちなみに、桜の見ごろは、「立春」から数え。
「立夏」から数えるのは、藤の見ごろ、「立秋」から数えるのは萩の見ごろ。

ああ、なんか風情あるなぁ。

ってことで、毎年平成の世に住む私もひそかに真似してみてる次第。

さあさ、楓が色づくとすれば、銀杏も並木も黄色一色。
東京の紅葉シーズン佳境です。

◆今日は、2016年11月26日/旧暦10月27日/神無月壬子の日/月齢26.4日
◆日の出6時27分 日の入16時29分/月の出3時10分 月の入14時48分