七十二候は「鶏始乳」に。となると「節分」に「立春」まじかです。まずは「福豆」どこにいただきにゆこうか?/旧暦1/7・癸酉

七十二候は「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」の時期です(1月30日~2月3日)

七十二候もその72番目のアンカーとなりました。
暦は「鶏が初めて鳥屋(とや)につく」、つまり「産卵の時期だ」と言っています。

産まれた卵は、この5日間雌鶏に温められて
⇒孵った雛は、新しい季節の申し子みたいな…。

このコトバには、そんな印象があるんですがどうでしょう?

好きな暦のひとつです。

春の準備は「福豆」に「節分和菓子」「福茶」から。

個人的にはそう決めています。
まずは今年の「福豆」はどこから授与いただこうかな?
…と考えるのも楽しい。

白梅の開花もみたいから、ご近所の湯島天神さんからいただこうかなぁ。

湯島天神の福豆

こちらの福豆は、さりげなく施された梅のイラストがバリュー。
もうきっと、境内の白梅も見ごろなんじゃないかなぁ。

いや梅だったら亀戸天神さんまで足を延ばそうか?

亀戸天神の福豆

こちらの福豆は枡に入ったゴージャス版もあってそれも素敵だけど、私にはこれで十分。
ビニールの小袋にそっけなく入ったようでいて、「福豆」と書かれた白い文字がいい感じなのです。

そうそう、亀戸天神さんへ行ったら梅とともに、木鷽さんたちにも逢えるかも?

鷽塚に納められた昨年の木鷽さんたちとか…。

木鷽さん

絵馬にどどーんと描かれた木鷽さんとか(*’▽’)。

亀戸天神の木鷽さん絵馬

今年は所用たてこみお参りできなかった鷽替えの神事
春まじかの日々に、その名残眺めて梅眺め、春の準備ってのもオツかしらねと思う。

ちなみに…。

節分の夜にまく豆「福豆」は、節分の日よりも前に炒って、しばらく神さまにお供えしておくというのが作法だそうで。
授与いただいた「福豆」は、わが家のなんちゃって神棚に供え、節分の日を待ちます。

いずれかの節分祭にお邪魔するので、夜になったら、年の数プラス1個をいただくだけで「福豆」をまくことはありません。

◆今日は、2020年1月31日/旧暦1月7日/睦月癸酉の日/月齢6.2日
◆日の出6時42分 日の入17時07分/月の出10時12分 月の入22時52分