聖夜に向かって、街を彩っているのは「猩々木」に「篝火花」。って、何の花か分かる?/12/15=旧11/17・辛未

街を彩る花ならば、
花屋の店頭も彩ってるはずのあの花たちです。

もしや、花屋さんって、今が、今年いちばんの華やぎを演出してる?

花屋の店先

って、これを見れば一目瞭然。
あたりを彩ってるのは「ポインセチア」と「シクラメン」です。

「猩々木」は「しょうじょうぼく」と読んで「ポインセチア」のこと。

もう「聖夜を盛り上げ係は、ツリーと私よ!」とばかりに、いまどきならば目に付きまくりの筆頭の花。

「猩」の字に「星」が入っているから、そりゃあ、似つかわしいだろうよ。

赤いポインセチア

…と思って調べたところ、「猩々(しょうじょう)」は、古い書物に登場する架空の動物。
なにやら赤い毛で覆われたカラダでもって、大の酒好きなんだとか。
そーなの、まあ。

この花が、日本に渡ってきた明治中期ごろには、この和名で呼ばれていたそうなんですが、今は花屋さんですら知る人ぞ知る名前みたい。
まあ、そんな酒飲みのおっさんみたいな動物の名前を復活させなくても…とは思うわね。

だけど、花の名がカタカナ優勢なのが不満な私。
うーん…と考え(←いつものように勝手に)、「聖夜木」とかにしたらいいのにとか、密かに思ったりもしています。

「篝火花」は「かがりびばな」と読んで、「シクラメン」のこと。

こちらは、美しいネーミング!
篝火のように見えるから、この名がついたみたいです。

篝火にみえる

うんっ!確かにっ!

さて、今年こそ一鉢ずつと物色を!
いや、実は「妄想ショッピング」です。

こうしてじっくり眺めちゃうと、やっぱ一鉢、二鉢ほしくなるもの。
しかし、この時期私は、あえて「妄想ショッピング」を楽しむことに。

ってことで今年の「猩々木」=ポインセチアは、ピンク!

ピンクのポインセチア

いやいや、新種っぽい斑の入った赤もいいか?

斑入りのポインセチア

…って感じで悩み中。

「篝火花」こと「シクラメン」は、やっぱり小さくてカワイイガーデンシクラメンがいいかなぁ。

ガーデンシクラメン

年末年始は家を空けがちだし、実は、シクラメンもポインセチアも世話が焼ける花(わたしだけ?)。
花屋さんには申し訳ないのですが、「妄想ショッピング」も楽し。
しかし、別の切り花買ったのに乗じて、無理やり頼み込んで写真を撮らせていただきすみません。

◆今日は、2016年12月15日/旧暦11月17日/霜月辛未の日/月齢15.6日
◆日の出6時43分 日の入16時29分/月の出18時04分 月の入7時27分