今日は、冬土用入り。となると、更に寒い?ならばと寒しじみ汁で寒さ対策!/1/17=旧12/20・甲辰・冬土用入

今日から、冬の土用入りです。

土用といえば、夏土用ばかりが取りざたされるけど、春夏秋冬ごとにちゃんとある。

暦でいえば、「雑節」の仲間
「二十四節気」や「七十二候」ではフォローできない季節の変化を補うために、作られや日本オリジナルの農業暦のひとつです。

ちなみに、他には、節分、彼岸、社日、八十八夜、入梅、土用、二百十日、二百二十日なんてのが。

冬土用は、今日から節分まで。
ああ、寒さの底に耐える時期ですね。

ってことで、今年も「寒しじみ」のパワーをいただく!

夏土用の丑の日が「鰻」ならば、冬土用の丑の日は「しじみ」…なのかな?
今年もスーパーにこの表示で登場。

寒しじみ

っていっても、丑の日はまださきだし、さっさといただいちゃうんですけどねぇ~(^^♪

美味しくなれなれ「寒しじみ」

…とささやきつつ、まずは砂出し。

しじみ砂出し

この呪文…なんとなくしじみにとどくんだよなぁと思いつつ、貝の様子をぼんやり眺めつつしばし。
そして、このまま3時間程度放置して砂抜きです。

昆布だし、白みそ、三つ葉をあしらい
できましたっ!

さあて、今年のしじみ汁はいかに?

シジミ汁

とりあえず見た目は美味そう、食べたら、やっぱり、美味かったっ!

しじみの旬(=安くなる)が来るのは
東京では、もう少し先。

「寒しじみ」の時期は、若干お高いのですが、「寒の内」の「寒しじみ」は特別で、さらに「冬土用」も個人的に特別な感じ。

というのも、寒さの中にも春の気配が見える今頃が、いちばん、体調崩しそうな気がしませんか?
古人は、いろんな特別なコトバでもって、それを今に伝えてくれている。

激しい気候の中で育った「寒しじみ」に、底チカラあり!
春までのあと一歩は、そんな自然のパワーをかりて軽やかに乗り越えたく思うのです。

◆今日は、2017年1月17日/旧暦12月20日/師走甲辰の日/月齢18.8日/冬土用入
◆日の出6時49分 日の入16時53分/月の出21時56分 月の入9時47分