七十二候は「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」に。菜虫=青虫⇒蝶の意味だが、美しい光景が浮かぶのは「菜」の字のせい?/3/15=旧2/18・辛丑

季節の暦七十二候は、今日から「菜虫化蝶」に入りました(3月15日~19日)。

「菜虫」=青虫
つまり、モンシロチョウの幼虫のこと。

それが、「化蝶」=「蝶」に羽「化」をするで、「なむしちょうとなる」と読んで意味はそのとおり。
…そういえば「化ける」というコトバを使うんですね。

モンシロチョウは、菜の花はもちろん、キャベツ、小松菜、蕪などのアブラナ科に産卵。
青虫は「菜っ葉」が好きだっておかげで、かつては、にょろにょろ青虫もこんな優雅な呼ばれ方だったみたい。

それでは菜の花さん!
菜虫は蝶になりましたか?

と見にやってきたのは、浜離宮の菜の花畑…ではなくて、ちょい手前の日比谷公園。

菜の花畑

我が家からは、ちょっとアクセスが悪いので、まずは近場の菜の花畑で開花状況をチェックしに着た次第。
日比谷公園にあるテニスコートの裏手の小さなスペースですが、春は菜の花畑に、夏には向日葵畑になっていい感じの場所です。

菜の花畑

そして、都会の花畑ですので、(たぶん)残念ながら菜虫は育てず、よってモンシロチョウもおりません。

うーん。
やっぱ、浜離宮まで行くかなぁ。

いやいや、浜離宮でだって、わざわざ菜虫は育てないだろうけど、あの広大さと海が近い温かさで、どこからか蝶がやってくる。
以前訪ねた際は、ひらひら、小型のちょうちょが舞っていたものです。

それはさておき、またも菜の花を買って帰る?

なんか、菜の花を観賞する(以前は、2月25日の亀戸天神の菜種御供)と、条件反射のように菜の花がほしくなるみたい。

菜の花

コレを見ると、なんだか、食べたくなるんだねぇ…。(←お前は菜虫か?)

ってことで、購入先は、花屋さんではなく八百屋さんですが…。

◆今日は、2017年3月15日/旧暦2月18日/如月辛丑の日/月齢16.5日
◆日の出5時52分 日の入17時48分/月の出20時20分 月の入7時20分