今日は、「箸の日」。私は、赤坂の日枝神社に「箸供養」へ行きます。/8/4=旧6/13・癸亥

「箸の日」の今日は、箸供養して、箸見物に。

箸の日の由来は、いつものごろ合わせで、8=「は」、4=「し」⇒箸(はし)。

しかし、今日は、神社などでの箸供養は多数みたい。

私は、今年も赤坂の日枝神社「箸感謝祭」へと。

個人的には、今年は、供養する箸はないんだけどね。

火で炊き上げて、浄化する…という感謝の仕方。

箸供養の多くは、あらかじめ、箸を神社や寺社にお預けし、神職の方が炊き上げてくださる。
…というのが一般的。

しかし、日枝神社では、箸を持参し、自ら火にくべ、供養が可能。

箸供養の篝火

箸がなくても、供養すべき箸を渡していただけたりも…する。
ってことで、篝火のそばで供養を待つ箸たち。

供養を待つ箸

ここから少し手渡され、火にくべ、手を併せる。

この時期だと、小さな篝火ひとつがめちゃくちゃ暑いっ!

暑いですが、食事のたびに相棒のごとく付き合っている箸です、このぐらいなんでもないさっ!
ありがとう!
と…そんな気持ちで、心頭滅却すれば火もまた涼しです。

…いや暑い。

神職の方の白装束などを眺め。

神職の方

涼しくなった気分になるのみ。

それでも、モノを、火で炊き上げて、天へ帰す。
という供養の仕方は、清々しくもあり。

ずっと、持ちづづけたモノへの執着も消していってくれるかのような気がしますね。

帰路は、お約束の箸見物。

…って、必要な時になったら購入する目を養うためです。
箸専門店やら、大好きな無印良品の箸なんかも眺めて歩く。

だけど、今年は、一昨年前の今日、買った箸が、まだ健在ゆえ、買いません。

ある程度の良いものは(といっても一膳1000円ぐらいですが…)、長く使っても、欠けもカスレも汚れもなくて、まだまだ使えそうってのがすごいなぁ。

箸

しかも、真ん中の毬の模様は、昨年いただいたモノで、三膳もあれば十分すぎる。

これも、少ないからこそ、洗って拭いてを丁寧に、きちんと管理できたからでもあります。

もしや、私、こうして、大量生産&大量消費の時代から受けた、マインドコントロールを解いてゆこうとしてるのかな?

実は、使い倒した果てに、いちいち供養できるぐらいのモノの量が適正。
それを越えた、豊富すぎる物持ち時代の私って、全然幸せではなかったな…などと。

箸供養の日は、それをかみしめる一日でもあります。

◆今日は、2017年8月4日/旧暦6月13日/水無月癸亥の日/月齢11.7日
◆日の出4時51分 日の入18時43分/月の出16時02分 月の入1時36分