今日は、2年目の「山の日」です。
この記念日は、昨年2016年に始まったまだ歴史の浅い一日ですが、由来はなしに等しくて「海の日もあるなら山の日も」…ってことみたい。
で、どうせなら、日本人の民族大移動が巻き起こる盆休み界隈にくっつけようか…ってことで今日になった。
(盆入り直前の明日、8月12日は、日航123便墜落事故の日なので、一日前にずれたみたいですが…。)
「山の日」は「山に親しむ機会を得て山の恩恵に感謝する」日。
とは、祝日法に定められた祝日である理由…みたいな?
であるなら、都会ももう高い建物は立てるのを止めて、日々山を愛でられるようにすればいいのに…。
と思うのは、やはり福島に帰省してるからか?
母の家からは、山の向こうから朝がやってきて…。
入道雲だって、山にかかる。
少し高台に登れば、街が山懐に抱かれているという安心感。
少し山間へ出かければ…。
山水画の世界である。
東京の街だって、江戸として開かれた当時は、どこからでも富士山が望めるようにと造られた。
それが、いまや、必要なのかな?と思うほどのビル群による閉塞感。
山も海と同様、ヒトには抗えない厳しさはあるけれど、その姿を眺めることなく日々暮らすのも、息苦しい。
それが、ヒトに日々、悪しきものを蓄積させているんじゃないかなぁ…と、改めて思ったりする「山の日」です。
◆今日は、2017年8月11日/旧暦6月20日/水無月庚午の日/月齢18.7日
◆日の出4時57分 日の入18時35分/月の出20時45分 月の入8時01分