七十二候は「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」の時期です(9月23日~27日)。
「雷」=「かみなり」が、「収声」=「こえをおさむ」ということで、暦は、「カミナリのやってくる季節は終わり」と告げています。
ちなみに、「乃」=すなわちは、単なるリズム合わせの副詞。
とか、ずっと思っていたら、「すでに」とか「やっと」とかの意味を孕んでいるみたい。
七十二候は、農業暦ですから、野良仕事中にカミナリ…怖いですもの、そのコトバをわざわざ入れる意味大いにありっ!
なのかな?
大荒れした台風一過。なぎ倒された秋桜もこのとおり。
暦がカミナリの終焉を告げる頃、私は、彼岸帰省で福島の母の家へ。
裏の畑(…もどき)は、秋桜が満開です。
満開すぎる!
ちょっと前に母から送られてきたコスモスの写真でも、十分盛りを迎えて
⇒そこに大きな台風。
今年はコスモス大丈夫かなぁ…と思ってましたが。
そんなことはどこ吹く風でありました。
この花は、繊細そうに見えて、しなやかで強い。
嵐が来れば、抵抗することなく地面に倒れ、強風や雨が去ったと見れば、やおらに起きる。
そうして、あたりを席巻してゆくのでした。
東京では、花屋さんでいい値段で売られてますが、この地では雑草中の雑草(^^♪。
ってことで…。
今年もこの時期、勝手七十二候「秋桜咲盛(こすもすさかんにさく)」。
もう、そのものの光景がくり広がっています。
◆今日は、2017年9月24日/旧暦8月5日/葉月甲寅の日/月齢3.9日
◆日の出5時30分 日の入17時36分/月の出9時04分 月の入20時09分