七十二候は「牡丹華」に。今年はもう牡丹はなぁ…いや、上野東照宮ぼたん苑では華やいでますっ!/旧暦3/15・壬辰

七十二候は「牡丹華(ぼたんはなさく)」の時期です(4月30日~5月4日)。

暦は、「牡丹(ぼたん)の花が咲くころです」と言っています。

そして、「咲く」にあてた文字は、「始」ではなく「華」
もう開花とか盛りの頃とか気にせずに、ただひたすらにその華やかな咲きっぷりを湛えているかのような感じに思えます。

今年は、牡丹の時期も早かった…。

ああ、もう今年はこればっかりですが、実際、私の知る牡丹スポットの牡丹はもうほぼ終了。

在りし日の姿をここに一応。

近所の牡丹

これも。
近所の牡丹

撮影した日付は、4月19日ですので、桜が終わった直後ぐらいですね。

今は、駅に向かう横断歩道の際に咲く「芍薬(しゃくやく)」が見ごろ。

芍薬

なんか、夏に向けてパッと目覚めました。
寝起きいいですっ、と言わんばかりです。

似ているけど牡丹は春の花。
そして、芍薬は初夏の花。

うーん、今年は、いまごろ「牡丹華」と言われても…って感じかなぁ。

上野東照宮のぼたん苑は、まさに「牡丹華」の頃でしたっ!!

出かけて行ったのは、昨日の午後。

もうここも「芍薬」が大活躍なんだろうなぁ…と思ったら。

上野の牡丹

まだまだ、牡丹がぼってり。

上野の牡丹

どっしり、咲いていました。

天上を葦簀(よしず)でおおったり、傘をさしかけたりしてるから、ここは少しだけ涼しいのかな?

上野牡丹苑

ならんで、「芍薬」ももちろん開花。
もしかして、ここ数日が最後の見ごろかもしれませんが…。⇒ぼたん苑は、5月13日まで

とにかく、「牡丹華」の時期を堪能。

帰路。
ハッと気づけば、花屋で芍薬を物色したりして…いやいかん。

そういや、そろそろ、いつもの東北帰省。
我が家に切り花はしばしご法度でありました。

ああ、母の家に芍薬は咲いていないのかしら?と、行く前から帰京土産の物色です。

◆今日は、2018年4月30日/旧暦3月15日/弥生壬辰の日/月齢14.0日
◆日の出4時51分 日の入18時26分/月の出18時36分 月の入5時07分