暦が「楓蔦黄」と言い出す頃の福島は、多くの広葉樹が色づいて。ご近所をぐるり回るだけで紅葉狩りできる贅沢。落ち葉まで美し(*’▽’)。/旧暦10/10・庚申

ふと見渡せば、福島の街は、11月初旬が紅葉シーズン。

この時期に福島に居ると、七十二候「楓蔦黄」は、東北の街の今を表す暦コトバじゃないかなぁと思うぐらい。

盆地の街をぐるり囲む山々も、彩り始め。

これぞ「山装う」の光景でしょうか。

山の紅葉

山沿いの街へ旅すれば、さぞかし美しい紅葉・黄葉ぶりを愉しめるだろうなぁ。

近所をぐるり散策したら、もう満足な紅葉狩り。

いやいや、わざわざ出かけなくとも、十分に美しい樹々が…。

たとえば…。

不思議な色づき方をする柿の葉とか。

柿の葉の色づき

この、紅葉し始めた葉っぱに、丸い模様が点々とつくのはなんでだろうね?

桑の葉っぱは、美しい黄色。

桑の葉の黄葉

快晴の日続きの空を背景に、青と黄色の対比を眺めて楽し美し。

福島の街で目立つ花水木。そして桜の葉の絨毯。

なぜだか、植栽されてる場所が多い花水木
それが一斉に紅葉し、こんな感じの光景が、あちらこちらにある贅沢。

花水木

赤というより、シックな臙脂色に染まった葉っぱは、まだ散ることなく、そこに赤い実が実る。

花水木の紅葉

近くで眺めても、なかなかに見ごたえたっぷりの紅葉ぶりです。

同じく目立つのは、赤く染まった桜の木。

桜の紅葉

葉っぱはずいぶん散ったみたいで、スカスカですが、注目は根元。

赤い木の葉の絨毯を敷き詰めた?

桜の葉の絨毯

ひゃあ、綺麗だぁ~(*’▽’)。

そーいえば、今日は「文化の日」。

東京にいれば、この日に併せて、明治神宮の森へ行ってたはずかぁ~。(←「文化の日」が、明治神宮のご祭神である明治天皇の誕生日由来であるのにかこつけて)。

といっても明治神宮参拝もそこそこに、紅葉・黄葉の樹々眺め、落ち葉を掃き寄せる職員の方の様子を眺め。
…と、結局どこにいても、同じようなこと眺めて、そこそこ満足してたりする私ではありますが(*’▽’)。

◆今日は、2022年11月3日/旧暦10月10日/神無月庚申の日/月齢8.7日
◆日の出6時04分 日の入16時44分/月の出14時13分 月の入0時08分