季節は、二十四節気の「小満」へ。
暦の参考書『暦便覧』は、「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」。
…と「小満」の時期を解説しておりますが。
盈満(えいまん)=「物が満ち溢れる」の意味で、小さく満ちるどころの騒ぎじゃないですね。
もう草木枝葉がぜ~んぶ繁って、深い緑。
その緑に守られ育まれた青い実の季節です。
ひとつ前の「立夏」の日々が、ホントに「夏の気配」でしかなかったねぇと思う。
もうこれは気配ではなく現実の夏です。
…ああ、夏です。
暦が「小満」といえば、小さく満ちるモノを眺めに。
そうそう、この時期は、青梅の実り眺めに、2月に訪ねた梅見スポットへ再訪といきたい。
皇居の庭の梅坂、小石川植物園の梅林などはたぶん確実に青梅実る。
しかし、すでに暑いので、まずは近場で。
湯島の天神さまの梅も、たぶん、豊かに実ってるはずです。
青梅見上げつつ石段を上がり、参道の青梅も見上げて愛でる。
そして拝殿へ。
お参りしたら、この狛犬さんたちにも逢ってこよう。
この狛犬さん、どこにいるか知ってます?
お参りすんだら、拝殿の大きな柱…の下のほう、そっと覗いてみてください。
境内は来週末の祭りの準備でにぎわって、狛犬さんたちもちょっとエキサイトされてるかもね。
◆今日は、2018年5月21日/旧暦4月7日/卯月癸丑の日/月齢5.6日
◆日の出4時32分 日の入18時43分/月の出10時11分 月の入–:–