「いまごろこの花が咲く(◎_◎;)?現象」が多かった今年。極めつけはいまごろ元気な杜鵑草(ほととぎす)。/旧暦10/19・壬戌

今年、東京で吹くはずの木枯らし一号が記録的に遅いらしい。

だからかどうか、狂い咲きまくった植物多数。

皇居東御苑の「山法師」は、まあ毎年のお約束。
…といっても、初夏にたっぷり咲いたというのに、10月下旬にまたもたっぷり。

晩秋の山法師

狂い咲きバージョンは、なんとなくくたびれた感じに咲きましたけどね。
まあ、これも風情の地位を得たともいえるか…。

がしかし、同じ皇居の雑木林にて、コレが咲いたのを見た時はわが目を疑いましたね。

晩秋の山躑躅

やっぱり初夏の花「山躑躅(やまつつじ)」が一輪だけ咲いていた。
最初、誰かのいたずらか?
…と思いましたが、マジで咲いてたのが、これも10月下旬。

きっと、仔細に眺めれば、今年の暑さ、暖かさに勘違いした種はもっといろいろあったんだろなと推定。

しかし…。

杜鵑草(ほととぎす)が、やっと今頃?

そういや、今年は見ないなぁ…とは、思ってました。
ご近所で花咲く10月の花「杜鵑草(ほととぎす)」

11月も下旬の今頃、もしやあれは?

杜鵑草

と、近づけば…。

あららっ、今年はこんなにゆっくり?
ひと月遅れなんですが、どうゆうことか?

杜鵑草

私が好きなビロードみたいなつぼみもたくさん残ってて、これからまだまだ咲く気満々。

もしや、今年の11月下旬の東京は、いつもの10月中旬と同じ気候ってことかしら?

もうずいぶん冬めいてきたとは思ってたけど、「木枯らし一号」吹かないはずです。
ってか、北風吹く日あるの?

ともかく、突然寒くなり、勘違いして咲いた花々が悲惨な運命をたどらぬように、祈るのみです。

◆今日は、2018年11月26日/旧暦10月19日/神無月壬戌の日/月齢18.8日
◆日の出6時27分 日の入16時29分/月の出19時29分 月の入9時10分