江戸人の目安なら「立冬」から数えて遅くとも15~6日…のはすが、ひと月すぎてやっと楓(かえで)の見ごろ。/旧暦10/28・辛未

江戸人に倣えば、楓(かえで)の見ごろは「立冬」から数える。

江戸時代の頃の楓(かえで)や紅葉(もみじ)の色づき。

・早ければ、「立冬」から数えて約8日。
・遅れる年でも15~6日後
には、見ごろだったんだとか。

ふーむ。

平成の世はその色づきが少しずつ後ろ倒しの気配。
2018年は、12月の声を聞いて、やっと、ニュースやネットなどで「見ごろ」と言われはじめた。

もみじ

…ってことで数えたら、「立冬」から、約ひと月たってました(◎_◎;)。
やっぱ、いつまでも暖かだから?

皇居東御苑の楓(かえで)も、やっと…かなぁ?

いや、11月下旬には楓の色づきも始まってただろうけど。

それでも、12月1日に訪ねた時は、まだ緑と赤のコラボといった感じ優勢。

もみじ

だけど、この色づき途中ってのが、私は好きかも。

おおっ!こっちは、誰かが着色したみたいな…。

もみじ

黄色く染まるのもなかなかです。

もみじ

がしかし…。
この紅葉(もみじ)の大木は、やっぱ、紅くなり尽くした頃にみたいけどねぇ。

もみじの大木

数年前なら、もういまごろ真っ赤ですが、まだ緑が勝っているかなぁ…。
(この紅葉の大木は、天守閣跡の天守台石垣を背に、左手にあります)

うーん、時期をはずさないうちに再訪せねばと思います。

ちなみに、「楓」も「紅葉(もみじ)」もカエデ科カエデ属。
ってことで、ほぼごちゃまぜでお送りしました。

◆今日は、2018年12月5日/旧暦10月28日/神無月辛未の日/月齢27.8日
◆日の出6時35分 日の入16時28分/月の出4時08分 月の入15時17分