今日は二十四節気「雨水」です。
暦が「雨水」と宣言したからには、基本「雪」「氷」の季節は終わって、降っても「雨」。
凍った場所は溶けて流れる「水」に。
…ということか？
いつもの『暦便覧』はどう言っているかというと、「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」。
ふむふむ。
そろそろ地上にも「陽気が発して」＝「暖かくなって」、雪氷は解ける。
そうそう、「立春」とはいっても、まだまだその頃は春の気配。
いってみれば、小さな春探しの日々で、大きくは、寒さが頂点に達し、今年は、日本列島津々浦々にて、大雪に見舞われたりも…。
そして、「雨水」で、いよいよ、リアルな温かさがやってきて、春到来が実感できる日々に！
…うーん楽しみです。
東京のみは、毎日乾燥の日々。
雪どころか雨も稀で…。
えーっとつまり、「雨水」に似つかわしい写真も今年は取れずじまいです (＾-＾；)
しかたないので懐かしい写真で「雨水」の日々を実感しようかなぁ…と。
古い家屋に積もった雪が、溶けて、流れる…。
川も池もそうそう凍ることのない東京の暮らしで、「雨水」といったらこの光景が浮かぶ。
ちょっとホッとする光景です。
ですが、この家屋ももう今は昔。
ここ２～３年、古い家屋はずいぶん姿を消しました。
うーん。
古い家屋観察が好きで、季節の変化を、その家屋を彩る植栽の変化などとともに楽しませていただきましたが、まあ、これも仕方ないことかなぁ。
そして、この雨水の日々にまた好きな古い家屋が姿を消して…。
猫も日向ぼっこの場所を追われた？
この家ももうすっかりありません。
こちらは、湯島天神の坂下にあった、ちょっと好きだった家。
ここも早晩、更地になってゆくのかなぁ。
あららっ。脱線！脱線！
とにかく季節は「雨水」に入り、新しい季節が本格稼働する日々ですよ。
◆今日は、2017年2月18日／旧暦1月22日／睦月丙子の日／月齢21.1日
◆日の出6時25分 日の入17時26分／月の出–:– 月の入10時30分