七十二候は「禾乃登」に。暦は穀物の実りはじめを言いますが、街暮らしでは違う実りのほうが存在感(*’▽’)/旧暦8/5・癸卯

七十二候は「禾乃登(こくものすなわちみのる)」の時期です。(9月3日~7日)

「禾(こくもの)」=「穀物」を意味し、それが「登」=実る頃。
…と暦は言っております。

とすると、田んぼの稲穂はこんな感じになってるはず。

伊勢神宮の稲

今年はどうかな?

暦はそう言いだすなら、そろそろなじみの田んぼを眺めに行かなきゃならないな…と思う。

ちなみに、なじみの田んぼとはここですね。

花菖蒲とたんぼ

小石川後楽園の田んぼ
花菖蒲の頃の稲の様子ですが、今年も生き生きと稲穂が実って、トンボなんかが飛び回っていると推定。

さて実際はどうかな?

実るといえば…。

稲実る様子は稀な街暮らしですが、それ以外ならいろいろいろいろ実っています。

もっとも身近な実りはやっぱ蓮の実

蓮のみのリ

8月の旧盆の頃には、蓮花が優勢だった不忍池も、すっかり蓮の実の時期に移っているみたい。
って言っても今年は、上野駅方面は、まだまだ蓮花が多数咲いているんですけどね。

今年は夏になるのが遅かったから、夏花たちもイレギュラーな咲き方・実り方みたいです。

◆今日は、2019年9月3日/旧暦8月5日/葉月癸卯の日/月齢3.7日
◆日の出5時14分 日の入18時07分/月の出9時16分 月の入20時48分