七十二候の「禾乃登」の「登」は「実る」の意味。
辞書を引いても、そんな意味には行き当たりませんが、(←広辞苑とかならあるかもしれないが調べてない😓。)
そんな風に言われると「登」だから上だろうと、見上げて、木々の実りを探してばかり。
上野公園で見上げたら、ほらっ!あった。
もしかしたら東京にいちばん多いのがこの銀杏の実りかも?
青々と満ちて、もう少したったらこの辺はあの独特の香りで満たされるだろね。
そういや、向島百花園も見上げたら実りだらけだった。
この庭園は、今年、夏から蔓性の植物をたくさん育ててたんで、それが一斉に実った感じか。
定番の「瓢箪(ひょうたん)」はもちろん大量。
こちらも毎秋出会える「蛇瓜(へびうり)」ですね。
「夕顔」は昨日ご紹介したとおりに巨大な実り。
「苦瓜」…ゴウヤはもうすっかり熟れて黄色く弾ける。
実は、この時期の赤い種が美味しいらしいが、ホント?
まあここは見るだけですが。
そして、ここには、七福神の福禄寿さんがいらっしゃるご縁かしら?
「福禄寿瓜」…とはどんな実り?
まだコロンと可愛い姿ですが、調べてみたら驚くべきカタチに熟すらしい。
ホントか?
…ってことで、お彼岸前には再観察に出かけなければとスケジュール帖にメモメモ。
他にもなじみの庭園・公園でさまざまにユニークな実り。
もうきりがないのでこの辺で。
昨日、帰宅途中に見上げたら…。
赤い姿が、視界にちらり…と、あったぁ!
なんだろこの実。
最初「山法師」の実かしら?
…と思ったけど、赤く実ったものはヤマモモやコケモモに近い。
しかし、葉っぱも実り方も全然違う。
うーん。
七十二候「禾乃登」の宿題がここにひとつ。
◆今日は、2019年9月7日/旧暦8月9日/葉月丁未の日/月齢7.7日
◆日の出5時17分 日の入18時01分/月の出13時32分 月の入23時34分