二十四節気は「芒種」です。
「芒」の字は、イネ科の植物のことを指し、古い暦は「穀物の種蒔く頃」と言っている。
穀物といえば「米」だろね。(←麦は「麦秋至」で収穫期が来たばかりだし)
とはいえ、もうとっくに蒔かれた「種籾(たねもみ)」は育って、田植えも終了してるはず。
自粛の日々が続いたとはいえ、我がなじみの小石川後楽園の田んぼだって、昨年同様、こんな感じに水田は青々と輝いているはずです。
…たぶん、おそらくなんだけど。
いや、一応調べようかと検索したら、Twitteにて発見!
代掻き(しろかき)&畦塗りは4月22日⇒田植えは4月28日⇒5月中旬にはいい感じに稲育ってたみたいです。
となれば、近々の光景はやっぱりこんな感じなんじゃないかなぁ。
上の写真と同様、どちらも昨年の今頃の小石川後楽園の「田端」の様子です。
…ああ、今頃なら花菖蒲も満開なんだよねぇ…。(←しかし、暑い中マスクして、電車乗っていくのはまだハードル高いなぁ。)
不忍池にも「芒」はあったなぁ…と、思い切って出かける。
小石川後楽園はまだまだ遠くても不忍池ぐらいならっ!
探しに出かけましたっ!
ありました!
芒(のぎ)な植物「麦草」です!
「芒」は、 稲や麦などの穀物の実ひとつひとつの先端ついている棘状の突起のこと。
よーくよく見て!
ありますねっ!
唐突ですが、この「麦草」も梅雨入り前の草と思い立ち、今年の夏の七草「梅雨告げの草」の4つ目にひそかに決定!
…って、かなりついでな感じでごめんね「麦草」!
◆今日は、2020年6月5日/旧暦・閏4月14日/卯月己卯の日/月齢13.4日
◆日の出4時25分 日の入18時54分/月の出18時20分 月の入3時48分