七十二候は「蟷螂生」に。古い暦は蟷螂の生まれる頃と。この蓮池界隈でも密かにこの世界に登場しているの?蟷螂よ(*’▽’)/旧暦・閏4/15・庚辰・満月!

七十二候は「蟷螂生(かまきりしょうず)」の時期です。(6月5日~9日)

古い暦は「蟷螂(かまきり)が生まれる頃」だと言いだしました。

母の家の裏庭なら、蒸し暑くなって伸び放題の雑草の頃。
それをかき分けると、ミニチュアサイズの蟷螂がいたりする。
彼らは、成虫とあまり変わらぬカタチのミニサイズから少しずつ脱皮を重ねて大きくなってゆくんだそう。

実はその小さい小さい蟷螂を発見すると、ちょっと嬉しかったりもします。

さて、街暮らしだとどうかなぁ。

この界隈のどこかに、蟷螂は生まれているのかな?

と思って見渡す、不忍池の周辺。
…ふふふっ、こじつけです(*’▽’)。

自粛生活が長いと、外出が億劫。
そんなことではいかんのじゃないか、私っ!と、いちばんご近所の上野公園までやっと出る。

そしたら、はもう立派に育っておりました。

不忍池の蓮

そして、ちょっと視界を大きくとると…。

不忍池 さつきと蓮

五月(さつき)と蓮のコントラストも美しい。

もしも古い暦どおりなら、蟷螂の目にする初めての世界はこんな美しい光景?

…とかふと思う。
ならばと虫の目で超近寄って見たりして。(←ただ近寄っただけです)

五月も、生命力たっぷり。
ぎゅうぎゅう音がするように咲いたり育ったりしてますが…。

五月のぎゅうぎゅうからは、ぺちゃくちゃ、おしゃべりが聴こえそう。

五月

のほうは、なぜか悠々と昼寝しているかのようで…。

蓮

渡ってきた風が、蓮の寝息のように感じたり。

ああ、籠った場所から外に出るっていいなぁ(*’▽’)。
蟷螂も、卵でじっとしていた「卵鞘(らんしょう)」を出るとき、そんな風に好奇心と深呼吸の日々だった?
いやまさか(*’▽’)。

◆今日は、2020年6月6日/旧暦・閏4月15日/卯月庚辰の日/月齢14.4日/満月
◆日の出4時25分 日の入18時54分/月の出19時29分 月の入4時33分