七十二候は「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」の時期です。(7月22日~26日)
「花」というコトバがあるので、ああ、今頃が桐の花の時期かぁと勘違いしがち。
しかし、注目すべきは「結」の文字です。
暦は「桐の花が実を結び始める頃」と言っています。
そして実際、今頃が桐の実りの頃。
桐の樹を見上げれば、きっとこんな光景が見られるはずです。
この写真は、昨年眺めた向島百花園…のそばにある桐の樹の実り。
…今年は、見に行けないけど(:_;)。
こののち、桐の実は熟してさらに種を結ぶ。
図鑑でしかみたことがないのですが、種は、小さくて軽く、薄い羽根のようなものに包まれている。
その羽根を使って、そよ風ぐらいで飛んで行ってしまうそうです。
それが、地面に落ちて、首尾よく育つと見上げるような大木になる。
向島百花園近くの桐の樹も、屋根(写真の左下にちらり写ってます)よりずっと背高です。
せっかくなので、桐の花も見てみましょうか(*’▽’)
桐の花は、こんな感じの美しい薄紫の花。
花咲くのは、初夏の頃。
この花は、昨年の4月下旬に向島百花園の入り口に飾られていた。
ああ、いつもは足蹴く通ってた向島百花園。
今年は、もう半年以上訪ねてないなぁ…(-_-;)。
◆今日は、2020年7月24日/旧暦6月4日/水無月戊辰の日/月齢3.4日
◆日の出4時43分 日の入18時52分/月の出8時12分 月の入21時30分