二十四節気は「大雪」に。暦は、「雪」降る本格的な冬到来を強調。雪降らない代わりに冬の白花が咲いています(*’▽’)/旧暦10/23・甲申

今日は、二十四節気の「大雪」です。

暦が「大雪」というからには、もう雪降り積もり冬真っ盛りのイメージ
この暦が現役だった江戸時代には、この関東平野にも雪が降ったんだろか?
…と思えるほどに、雪とは無縁の東京暮らしです。

たしか、数日前の12月5日、水戸や宇都宮で初雪が降ったとか。
朝晩は冷える日々ではありますが、東京の初雪はいつになるだろう?

雪は降りませんが、白い冬花の季節到来。

本格的な冬の時期が近づけば、紅葉・黄葉を横目に、冬花探し

やはりいちばん目立っているのは、八手の花でしょうか。

八手の花

あちらこちらで、華やかに咲く様子に遭遇します。

しかし、視界にこの花が入ってこないヒトがけっこういる不思議。
「八手の花の時期だねぇ~!」と言っても、ぽかぁ~ん( ゚д゚)とされること多数。

八手の花

こんなに華やかなんですが、なんでだろう?

ひっそり咲く琵琶、柊も、白花の美しさを堪能したく。

もっと知られてない気がする、琵琶(びわ)の花も冬の白花。

琵琶の花

オレンジの実は遠目でも目立つけど、花は、近寄って見上げてやっと見つかる奥ゆかしさだしなぁ。
個人的には、貴婦人の冬の装いのように見えるんですがいかがでしょうか?

花咲く場所を知らないとなかなか出会えないのが、柊の花
柊の垣根のお宅は多いんですが、花が咲いているのを見るのはまれ。
なんでなんだろう?

今年は、柊がたくさん植栽された、上野・東京藝大の敷地外周「Geidai Hedge」へ。

Geidai Hedge

今年は、いつも以上にたくさんの花が咲いています。

柊

ってことで、冬の白花3種を、「大雪」の日々に、雪の代わりに眺めて歩く
…まあ、ほぼこじつけですが(*’▽’)。

もっと多くの人に眺めてほしい美しい花なんで、あえてこじつけさせていただいた次第。

◆今日は、2020年12月7日/旧暦10月23日/神無月甲申の日/月齢21.9日
◆日の出6時37分 日の入16時28分/月の出22時54分 月の入11時48分