春近しな三寒四温。暖かな日は、ベランダカフェ「猫の額」を復活し、読書。本の中に春の兆しを探します(*’▽’)。/旧暦1/10・庚子

今年もやや過激な三寒四温。
ここ数日は「温」の日々なので…。

我が家のベランダに椅子テーブルを持ち出しての仮設カフェ「猫の額」を再開(*’▽’)。

カフェ猫の額

そこで読む本もいろいろと持ち出して、うららかな中で気持ち良い読書としゃれこもう!

と思ったが、「いや今日はあれを読もうっ!」とさらに書棚に引き返し…。

この日々は、本の中にも「春兆し」探しを(*’▽’)。

持ち出したのはこのブログを書くにも参考にしている一冊日々の歳時記(夏生一暁編著 PHP文庫)。

日々の歳時記

「歳時記」といったら、春夏秋冬の四季ごとに、季節の言葉が紹介されているモノ。
本書は、それをさらに一日ごとに366日に分けて季語を配し、例句まで引用している優れた一冊なんですねぇ~(*’▽’)。

私は、毎朝、今日はどんな日なんだろうと紐解くこと久しくて、そこで見つけた言葉をヒントにこのブログを書くこともけっこう多い。
さらに、巻末の索引も参考文献も超充実しているし、日本の祭りと行事一覧などをめくり、いつかは行ってみたいなぁと、まだ見ぬ祭りや年中行事に思いを馳せたり。

今日は、そんな一冊の2月~4月あたりをまとめてじっくり読み込み、そこから「春兆し」を探すことにしょうかと思う。

まずは、今日の季語はなんだろ?

と、2月21日のページから。

日々の歳時記

さて、今日の季語は、春浅し・浅き春、春の星、氷解く、獺の祭、壺焼、絵踏、田螺、猫柳、若布、三葉芹…かぁ。
さらに、明日以降のページをめくれば、春寒、春の霙・霰、春炬燵、木の芽和え、三椏の花、下萌え、菜種御供、鰆、浅蜊、たらの芽、雪代、春疾風…。
2月は、冬らしい言葉と春の言葉が混在し、季節の移ろう日々だというが見て取れますね。

そして、なあんか、歳時記なんかを眺めていると、外出どころか、どこかへ旅したくなる。
不思議です。

◆今日は、2021年2月21日/旧暦1月10日/睦月庚子の日/月齢9.3日
◆日の出6時21日 日の入17時29分/月の出11時32分 月の入1時25分