「虫聴き」は、江戸人たちの秋の楽しみ。
東京地方は、まだ残暑残りまくりだけど、気軽に外歩きできた日々ならもう秋虫が歌う頃。
そーいや、ここ数日、蝉の声は聴こえなくなったと思う頃。
通りかかった草叢から、ふと聴こえて来たりする秋虫の声。
この体験は江戸人の暮らしから今にも繋がってるんだなぁと思えてちょっと楽しい。
しかし、外出自粛の日々は、秋虫の声を聴くのも困難。
加えて、コロナ禍のため、いつも出掛ける向島百花園の「虫ききの会」も2年続けて中止です。
ああ、この風情ある提灯を眺めるのもおあずけかぁ
例年、「虫ききの会」の時、入口に配される美しい提灯。
夕暮れまじかには、園内各所の灯籠も、美しく点されて…。
秋虫たちが庭に放たれる。
ああ、なんだか懐かしいなぁ。(←毎年、欠かさず行っていたので2年も中止だとさすがにね)
さてさて、今年も、秋虫の写真眺めて、記憶の底から虫の声を探り出し。
そうして、ゆったりと、過ごそうかと思います。
◆今日は、2021年8月26日/旧暦7月19日/文月丙午の日/月齢17.6日
◆日の出5時08分 日の入18時17分/月の出20時33分 月の入8時30分