今日は、雑節「二百十日」。台風・強風・豪雨・洪水などなど、自然災害の要注意日です。この日読みたくなる宮澤賢治。今年は賢治を通して学ぶ気象の本も見つけました。/旧暦7/24・辛亥

今日は、雑節の「二百十日」です。

雑節は、日本オリジナルの「農事暦」。
そのひとつである「二百十日」は、台風をはじめとする自然災害を注意喚起
田畑の収穫が近づく日々に「荒天を警戒せよ」と言っているわけですね。

ちなみに、雑節の多くは、立春を1日目としてカウントしただけ。
本日「二百十日」は、210日目ってだけなんですよねぇ…。

それでも、バカにできない。
日付のずれは多少あるけど、毎年確かに台風来襲…経験則ってすごいです。

「二百十日」と気づくと、読みたくなる宮澤賢治。

特に宮沢賢治の風の又三郎の読書欲。
数日前から書棚を物色。
ボロボロの表紙を眺めつつ…。

風の又三郎

今年も、東北の農村を舞台に「二百十日」の日に、強風とともにやって来た転校生・高田三郎くん。彼と、同級生たちの数日の話を思う。

ところで…。

宮澤賢治の作品って、地学や気象、宇宙をモチーフにした物語が多く、そこを入口に、勉強しなおしてみようかしらなどと思う。
思いつつ、検索したら…。

ありました(*’▽’)。

宮澤賢治と気象本

『宮沢賢治と学ぶ宇宙と地球の科学』シリーズ 全5巻

やはり、同じことを考える人はいるんだねぇ。

おもわずそこから一冊…気象と海洋を買ってみました。

目次

目次をみれば、「大気の構造」から「雲・雨・雪」のでき方。そして日本の気候へと。最後は「気象災害」まで学べる一冊。
ふーむ、本日の「二百十日」にぴったりな一冊です(*’▽’)。

◆今日は、2021年8月31日/旧暦7月24日/文月辛亥の日/月齢22.6日
◆日の出5時12分 日の入18時10分/月の出23時13分 月の入13時20分