「いんげん豆の日」は、高僧・隠元さん由来。高名な僧侶の名をいただいた豆こそは、ゆっくり心穏やかに煮ます。/旧暦3/3・丙戌

4月3日は、「いんげん豆の日」。

記念日の多くは、むりくり語呂合わせの中にあって、「いんげん豆の日」は、禅宗の高僧・隠元さんのご命日由来
詳しい話もありますが、簡単に言えば、<大陸からいんげん豆を日本に伝えたのがこの隠元さんだったから>だそうです。

今日も、「いんげん豆の日」に敬意を表し、いんげん豆を煮る。

「手亡(てぼう)いんげん豆」

今年は、白い「手亡(てぼう)いんげん豆」にします。

豆はざっと洗って、水に浸す。

いんげん豆の浸し時間は、ひと晩。
この手間が、時間に余裕がある時じゃないと難しいんだよねぇと思いつつ。

これが、昨晩に浸し始めた豆の様子。

いんげん豆 水に浸す

そして、ひと晩たった後の様子。はこっち。

いんげん豆浸し終わり

っていうか、約12時間浸してしまいました(*’▽’)。(←8時間ぐらいでいいみたいです)

写真で比べると、大きさは約2倍。
色もいい感じのベージュ色になって、すでに美味しそうです。

面倒でも、この変化を観察するのが、まず楽しい。
豆を煮るときの醍醐味です。

鍋に火にかけ、弱火で、数時間。

ここからもまだまだ時間も手間も必須です。

火にかけ、沸騰したら弱火。
⇒泡状の灰汁がけっこう出るので、それをいちいちとる。
⇒豆の表面が水から出ないように、時々、水を追加…などなど。

そうして、約3時間。

いんげん豆煮あがる

煮あがりました。
さあ、これからどうして食べよう?

しばし、悩むのも豆を煮る楽しみ。

◆今日は、2022年4月3日/旧暦3月3日/弥生丙戌の日/月齢1.9日
◆日の出5時25分 日の入18時04分/月の出6時31分 月の入20時02分